コンサルタント転職のこぼれ話
今、リーダーシップを学び、鍛える

キャリアコンサルタント 永田 憲章

今、リーダーシップを学び、鍛える

前回、「VUCA時代をチャンスに変えて未来を切り拓く」というコラム(https://kc-consul.com/blog/73.html)を書きましたが、今は、リーダーシップを学び、鍛える絶好の機会とも感じており、今回のテーマにします。

 
私がご支援をしている大手グローバル企業やPEファンドの面接では、職務に求められる経験・スキルに加えて「リーダーシップ」をお持ちかどうかも問われています。
 
例えば、これまでの仕事で成果を挙げた
あるいは困難を乗り越えたエピソードなどをお聞きする中で、リーダーシップの観点を確認されます。
 
是非、会社全体や所属組織を変えるようなイニシアチブやプロジェクトに立候補し、
自らリーダーになって改革や変革に取り組んでいただきたいのですが、特別な立場に就かなくても、できることがあります。
 
それは、視座・意識を高く持って、日々の仕事に向き合うことです。
 
「自分が経営者だったら、どのような意思決定をするか」と考え、自らの持ち場でアクションをしていくことは、すぐにでも可能です。
 
経営チームと同じ情報を持てておらず、難しさもあるかもしれませんが、経営者としての打ち手を思考し、実際に行われた打ち手と比較して、そこにギャップがあれば、何故、そのような判断になったのか?と検証することもできます。
 
経営チームや部門責任者と積極的にコミュニケーションを取り、自らの思考やアクションに対するフィードバックを得ることも効果的です。
 
こうすることで、早い段階から高い視座で仕事をすることができ、そういう人を会社は放っておかないはずで、意思決定の範囲も広がっていきます。
 
更に、新型コロナにより大きな変化が起こっており、様々な意思決定が求められる今は、
思考→アクション→検証の機会が多く、そのサイクルも早いため、リーダーシップを学び、鍛える絶好の機会と言えるでしょう。
 
 
前回のコラムの冒頭では、ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長の柳井氏のお話を書きましたが、その柳井氏が、”危機の今、まさに全リーダー必読の一冊”と解説されている書籍があります。
 
ハーバード・ビジネス・スクールの元教授で、名だたるグローバル企業の経営アドバイザーとして知られるラム・チャラン氏の著書「徹底のリーダーシップ」です。
 
2008年秋以降の世界同時不況を受けて
「危機におけるリーダーシップ」に焦点を当てて書かれたというこの書籍を先日読んだところ、
 
・キャッシュと情報こそが命綱であること
・難局においてリーダーに絶対必要な6つの資質
・本物のリーダーはどう行動するか
・各部門のリーダーが危機において何を優先的に実施すべきか
 
などが書かれていて、様々な知見と金言を得ることができました。
新型コロナにより変革・改革が求められる今だからこそ、染み入るものがあるとも感じます。
 
是非、この機会にリーダーシップに関する書籍も手にとっていただき、そこで得られる学びも活かしながら、日々の仕事に向き合ってみてください。

(2020年6月22日)
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