コンサルタント転職のこぼれ話
コンサルティングファームで得られるもの

キャリアコンサルタント 永田 憲章

コンサルティングファームで得られるもの

こんにちは。キャリアコンサルタントの永田です。

今回は「コンサルティングファームで得られるもの」について お話させていただきたいと思います。

毎日たくさんの方にお会いさせていただいていますが、 コンサルタントを志望する方からは、 「コンサルティングファームで何を得られるのか?」、 一方、現役のコンサルタントの方からは 「自分の何を評価してもらえるのか」といった 質問をいただくことがあります。

これまで、コンサルタントを経て事業会社へ転職された方や、 現役コンサルタントの方に弊社WEB企画でインタビューをさせていただく 機会がよくあるのですが、みなさんのお話をお伺いしていると 下記のような答えがありました。

 ●「何が問題なのか」を考える力
 ●問いを立て、答えていく能力
 ●とことん考え抜く力
 ●メッセージ(ビジョン)を表現する力
 ●周囲の関係者を巻き込んでいく能力
 ●経営者の視座
 ●ビジネスへの感度・対応力
 ●「うまくいかないことはたくさんあるんだ」という一種の達観と柔軟性

これらは、トランスファラブルスキルと呼ばれる、どの企業でも活かせるもので、 今後、ますます重要視されると思います。

先日、株式会社JVCケンウッド 取締役 執行役員 最高戦略責任者(CSO)の 田村氏にインタビューをさせていただきました。
(記事はこちら:http://kc-consul.com/interview/consultant-post/09/

その中で 『優秀なコンサルタントは、そもそも“AかBか”は課題の本質ではなくて・・・、と更に思考を深めていきます。 “A”を主張する自分、“A”を否定する自分、課題設定そのものを見直す自分。 私はよく「3人の自分をもて」と表現するのですが、そうした思考を養っておくべき』

というお話をお聞きしました。

このお話から、同じ時間を過ごす場合も、 意識の持ち方次第で得られるものの大きさは変わると感じました。

現役コンサルタントの方は参考にしていただければ、 より良いキャリアが築けるのではないでしょうか。
少しでも参考になれば幸いです。

(2015年4月2日)

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