コンサルタント転職のこぼれ話
コンサルタントの魅力は「自由」であること

2017年 12月 20日Author:永田 憲章

Vol.42 コンサルタントの魅力は「自由」であること

『プロフェッショナルが厳しい修練や掟と引き換えに得ることができる
 まず第一のものは、自由である。
 仕事におけるインディペンデント性と言っても良いであろう。
 即ち、どの仕事をやるのかやらないのかを決定する権限が
 自分自身の手の中にあると言うことである。』


マッキンゼー&カンパニーを経て経営コンサルティング会社XEEDを設立した波頭亮氏の著書「プロフェッショナル言論」にある言葉です。

このサイトのテーマであるコンサルタントもプロフェッショナルな職業の1つであり、波頭氏のこの言葉は、コンサルタントのキャリアを考える上でとても示唆に富んでいるように思います。

私の前職のコンサルタント時代を振り返ってみると、正直なところ、自由を感じていたとは言えません。

まだまだ修行時代でしたし、当然といえば当然なのですが、今、コンサルタントの皆様のキャリアをご支援させていただく中で自由を感じながら仕事をされているコンサルタントの方々がいらっしゃいます。

そのような方々を思い浮かべてみると、お客様に頼られる何かを持っていることに加えて、とても能動的であることに気が付きます。

クライアントの依頼を解決するコンサルタントの仕事は、ともすれば受け身で仕事をしがちですが、そのような状況の中で如何に能動的なマインドを保ち続けられるか自由でいられるかどうかのポイントになりそうです。

志を持つ、あるいは目標に向かって邁進することで、能動的なマインドを保つことができますが、今はまだ志や目標がないという方もいらっしゃると思います。その際には「能動的な仕事をしやすい環境に身を置くこと」をお勧めします。

例えば、コンサルティングをしながら起業や投資・アライアンスに携わることができるファームや、インダストリーカット/コンピテンシーカットではなく、自分が興味を持っているプロジェクトにチャレンジしやすいファームがあります。また、最先端技術の活用であったり、これまでにないコンサルティングサービスの創出などに携わることができれば自然と能動的になるでしょう。

私は、現職で様々なコンサルティングファームを訪問し、同じコンサルティング業界であっても業務や風土がこんなにも違うんだという気づきがあり、私が前職時代にコンサルティングと考えていたものは限られた範囲にあったことを知りました。

多忙のために自宅と職場を行き来する日々になってしまったり、競合のために他ファームの情報を批判的な目で見聞きしてしまう方もいらっしゃるかと思いますが、今、制約や物足りなさを感じることがあれば、まずは情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。
私も、これまでに得られた知見をお伝えするなどお役にてればと思いますので気軽にご相談くださいませ。

最後に、波頭氏の「プロフェッショナル言論」から、別の言葉をお送りします。
(自分自身にとっても、身が引き締まる言葉です)

『どの分野のプロフェッショナルであっても、
修業時代を終えた後もその世界で一流であり続けるためには、
常に最先端のノウハウを取得し続けていかなければならない。
一流の実力を維持し続けているからこそ、最高の仕事に携わることができるのだし、
最高の仕事を積み重ねていってこそ、プロフェッショナルの特権である
仕事に関する自己決定権を確保することが可能になるのである。』
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