コンサルタントの方から「転職の可能性を幅広く教えて欲しい」という
質問をいただくことがあります。
確かに、私が前職でコンサルタントをしていた頃を振り返ってみると
どのような転職先があるかイメージはありませんでしたが、
実際のところ、コンサルタントの転職先には様々な可能性があります。
例えば、コンサルティングファーム以外であれば
事業会社(日系・外資)、ベンチャー企業、商社、ファンド、
ベンチャーキャピタル、シンクタンク、監査法人、教育・研修会社、ITベンダー
などへ転職される方がいらっしゃいます。
コンサルティングファームへ転職する場合も
経営・戦略コンサル、事業再生コンサル、人事コンサル、マーケティングコンサル、
新規事業コンサル、金融コンサル、製造業コンサル、医療・ヘルスケアコンサル、
環境・エネルギーコンサル、M&Aアドバイザリー、シンクタンク
などの選択肢があり、これまでとは大きく異なる経験を積まれる方もいらっしゃいます。
何故、豊富な選択肢があるのかを考えてみると、
コンサルタントの方に対する企業からの評価ポイントは
●ビジネスマンとしてのベーススキル
(リーダーシップ・課題解決能力・コミュニケーション能力など、どの企業でも活かせるもの)
●サービス・コンピテンシーに関する知見
●インダストリーに関する知見
●コンサルティング業界に関する知見
の4つに大別できると思いますが、厳しい業務の中で鍛えられたコンサルタントの
「ビジネスマンとしてのベーススキルの高さ」を数多くの企業が注目しており、
幅広い選択肢につながっているように感じます。
また、ミドル・シニアになるにつれ、求められる要件も増えるため、選択肢は限られていきますが、
グローバルレベルでスピーディーに変化する昨今のビジネス環境においては
これまで以上にコンサルタントを求める企業が増えている印象があります。
先ほどは転職先となりうる企業の分類をあげましたが、
具体的な企業名やポジションを知りたいという場合は気軽にお声掛けください。
幅広い選択肢といえば、先日、エグゼクティブサーチファームより
コンサルタント経験者の方を採用したいというご依頼をいただきました。
珍しいポジションですので、
ご興味をお持ちの方も是非お問い合わせください。
(2016年5月16日)