チャンスをものにする人、できない人の違いとは
チャンスはどこにあるか分からず、ふと訪れるものです。最近、そのチャンスをものにできるタイプの人とそうでないタイプの人がいるのではないかと考えることがあります。今回は【チャンスをものにする人】というテーマで、事例を交えてお伝えします。
|チャンスをものにする人は、即断力がある
弊社は、『リージョナルスタイル』という、Iターン・Uターン転職専門の人材紹介会社の全国ネットワークを展開し、47都道府県のうち26県でサービスを展開しています。
同ネットワークには、現在10社が加盟しています(※2022年時点)。加盟の際はこちらから各地で創業者候補にお声がけして、ご自身に縁のある地域で会社を設立いただくという流れです。
通常は候補の方と何度も食事を共にしながら事業理念などを語り、時間をかけて口説いていきます。
そんな中で、グループ会社のある社長(以下A社長)は、リクルート時代の元上司に声をかけられ、一度話を聞いただけでその場で即決されました。この決め際の良さは今では語り草になっています。
その後、A社長の会社は7県まで事業を拡大し、グループ会社の中で最も事業を成長させています。最近は著書も出版し、さらに成長を加速させています。
出版に関しても決断は早かったそうです。『30代から地元で暮らす 幸せのUターン転職』という著書で、出版依頼があった際に即決で快諾したと聞きました。
リージョナルスタイルには、A社長と同様に地方での転職支援をしている社長が他にもいますので、後から出版すると二番煎じになってしまいます。
つまり、グループ会社で同内容の著書を出版できるのは最初の一人だけであり、言わば早い者勝ちです。A社長は過去に著作はなかったため、躊躇される可能性もあると思いますが、ここでもA社長の即断力が発揮されチャンスをつかみました。
A社長は元々バスケットボール選手で、その後リクルートに入り起業されました。起業のきっかけは上述の通りですが、私は個人的にも大変リスペクトしています。
|即決する人は、人生が切り開かれていく
ほかの事例を紹介します。コンサル出身者が集まるコミュニティの話です。飲み会などに誘うと、いつでも即答でYESのAさんと、さまざまな理由で結局NOとなるBさんがいます。こうした対応が続くと、B氏に声をかける機会は減ってきてしまいます。
同じコンサルタントの仕事をしていますので、忙しさは同じぐらいだと思いますが、A氏はどうにか時間を捻出して参加しているようです。A氏はさまざまな誘いに参加するので、どんどん視座が高まり、視野や人脈も広がっています。仕事だけでなく、プライベートも含めてとても充実しているように見えます。
一方、B氏は人が良いこともあり、何でも仕事を引き受けがちで常に忙しそうです。24時間365日という時間は全ての人に平等ですが、フットワークの軽さで人生は大きく変わるような気がしています。
前段の社長とA氏の共通点は、ポジティブオーラが全開で、フットワークが非常に軽いことです。そのため、周囲からたくさんのお声がけがあり、チャンスに出会えるのだと思います。
松下幸之助は採用面接で「貴方は運が良いですか?」という質問を必ずされていたという話がありますが、運を呼び寄せるのは自分自身だと思いますし、上記のA社長も実際に「自分は本当に運に恵まれている」とよく仰っています。
こうした事例から、私が考えるチャンスをものにする人の特徴は、ポジティブマインド、フットワークの軽さ、即決力です。この話が、皆さまのキャリアや人生を好転させる一つのヒントになればと思います。
(2022年9月20日)
大学卒業後、野村総合研究所に入社。同社では主に IT コンサルティングに従事。その後、転職エージェントに転身してからは、これまで一貫してコンサル業 界の転職サポートを中心に活動して参りました。
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