日本の未来のために、 真にイノベーションを起こしたい。 だから我々はこの場を選んだ。 日本の未来のために、 真にイノベーションを起こしたい。 だから我々はこの場を選んだ。

Vol.30

日本の未来のために、 真にイノベーションを起こしたい。 だから我々はこの場を選んだ。

トーマツ ベンチャーサポート株式会社

アドバイザリーサービス事業部瀬川 友史氏

経営企画統括森山 大器氏

他とは「時間軸」が異なる。イノベーションにつながることなら何でもできる。
入江
瀬川さんはなぜ転職を考え、トーマツ ベンチャーサポートに移られてこられたのですか。
瀬川
これは、コンサルタントならおそらく誰もが経験しがちなことだと思うのですが、クライアント企業に対して自分が懸命に考えて提案したことが、先方の社内事情で立ち消えてしまったり、あるいは、まったく想定していなかった形でアプトプットされていたり…。国の政策に関わった時もそうでした。2014年に安倍首相が「ロボット革命」を提唱し、私は前職でその政策立案をサポートしたのですが、その先にある実行段階にも、より一層関与したいと感じました。そうした状況から脱し、自ら新しいビジネスを創出できる機会を求めて転職を考えるようになったのです。それで当初は事業会社の経営企画や事業開発などのポジションを検討していたのですが、ふと自分を顧みると「ロボットのような夢のある技術で日本に新産業を創りたい」という思いがあらためて強く湧いてきて、私がやりたいのはやはりこれだ、と。
入江
瀬川さんも森山さんと同じように、ご自身なりのミッションをお持ちでいらっしゃったのですね。
瀬川
そうですね。私の考えとしては、日本に新産業を創っていくために必要なことは何か?というと、それはまず誰かが0から1を生み出した成功例を世の中に示すことではないかと。優れた成果なら、それが発火点となって社会に広がっていく。私が過去シンクタンクで手がけてきたのは、広がった後のありたい姿を描き、そこにたどり着くまでのプロセスをロジカルに考えること。その最初の小さな点を生むことはこれまでやったことがなかったので、一度そこを経験してみたいとトーマツ ベンチャーサポートに転職しました。先ほど森山が申し上げたとおり、当社はベンチャー企業の支援もできますし、ベンチャーが生み出したイノベーションを大企業や国、自治体などにつないでいく役割も担える。私が目指している世界観に近いと感じたのです。
入江
入社後、お二方はどのような仕事を手がけていらっしゃるのですか。
森山
私はベンチャー企業を支援するチームに所属しています。ベンチャー企業は事業内容もまだ柔らかいので、顕在化している課題を解決するだけではなく、会社としてありたい姿を一緒に描いていくという要素が大企業向けのコンサルティング以上に強いです。支援内容としてイメージしやすいところとしては、資金調達ニーズがある場合は事業計画をブラシアップした上で適切な投資家に紹介したり、革新的な技術を持っている場合は知財戦略を検討・遂行して守りを固めたり、大企業への事業売却ニーズがある場合は事業シナジー等を検討した上で買い手候補の探索と交渉を行ったりしています。また、組織づくりにおいては時に私自身が支援先企業の採用面接にあたることもあり、採用が決まった際には一緒に新入社員の歓迎会に参加させていただくなど、かなり踏み込んだ支援を行っています。
入江
まさに先ほど森山さんがおっしゃられた通り、“イノベーションの種”を育てていらっしゃるのですね。ここまで深くベンチャー支援に関わっているファームはかなり珍しいのではないでしょうか。
森山
確かに我々のような支援のしかたは珍しいと思います。我々にとっての支援の”深さ”というのは重要な経営の意思決定にハンズオンで関わるということに加えて、長期的にご支援させていただくということも特徴なのですが、短期ではなく長期でビジネスを考えるというのはバックボーンが監査法人であるがゆえのカルチャーです。通常のコンサルティングファームの考え方だと短期での収益につながらなければ支援できない、という考え方になりがちですが、イノベーションは一朝一夕で生まれるものではないことを考えると、長期的な視点でイノベーションの種を育てていくことができるのは極めて重要なことだと思っています。
入江
瀬川さんはいかがですか。
瀬川
私は森山さんとは異なり、大企業を対象にイノベーションを支援するミッションを担っています。アプローチは大きく二つあって、ひとつは外部との協業によるイノベーション。当社は多くのベンチャー企業とネットワークを築いており、大企業とベンチャーとのマッチングを図り、新規事業や新製品の開発に結びつけています。そうしたマッチングを引き起こす仕掛けとして、ビジネスコンテストやハッカソンなどのイベントを企画運営したり、あるいは大手クライアントに向けてコーポレートベンチャーキャピタルの設立運営の支援なども手がけています。もうひとつのアプローチは、大企業の中に眠る社内イノベーターを発掘すること。新規事業の公募制度などが真に機能し、イノベーションにつながる優れたアイデアがきちんと世の中に送り出されるような、ボトムアップの仕組みづくりを支援しています。その一方で、以前のシンクタンクでの経験を活かし、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)のオープンイノベーション協議会の活動支援を受託してプロジェクトリーダーを務めています。こうして、イノベーションにつながることであれば大企業からベンチャー、そして国の政策まで何でも関わっていくことができるのは、当社ならではだと思いますね。

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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