30歳を超えた私を襲った焦燥感。居心地の良い環境をなげうち、「日本」を堂々と語れる場で、社会を変える仕事に挑む。 30歳を超えた私を襲った焦燥感。居心地の良い環境をなげうち、「日本」を堂々と語れる場で、社会を変える仕事に挑む。

Vol.20

30歳を超えた私を襲った焦燥感。居心地の良い環境をなげうち、「日本」を堂々と語れる場で、社会を変える仕事に挑む。

A.T. カーニー株式会社

プリンシパル筒井 慎介氏

いま、自分の仕事に心から誇りを持っている。
入江
ご自身は2009年にA.T. カーニーに入社されてから、これまでどのような案件を手がけてこられたのですか。
筒井
当初の2年ほどは、特に自分の専門領域を設けず、既存事業のコスト削減から売上アップ、さらには新規事業戦略の立案まで、多様なテーマに携わりました。クライアントの業種も金融、通信、流通、物流など多種多様。そして2011年の東日本大震災をきっかけに思うところがあって、「エネルギー」を自分のメインテーマにしてキャリアを積んでいこうと決めました。エネルギー分野に関する知見など入社するまでまったくなかったのですが、たまたま3年目のアソシエイト時代にエネルギー関連の案件に携わる機会があって、これは面白そうだなと。マネージャーのポジションに就いた時、これを自分の専門分野にしようと決意したのです。
入江
御社では、前職のキャリアとはまったく関係ないテーマにもチャレンジできるのですね。
筒井
基本的に個人の意欲を尊重してくれるので、その点もA.T. カーニーを選んで良かったと思うことのひとつです。震災を契機に、日本という国のことを想う気持ちがいっそう募り、なかでもエネルギーに対する問題意識を強く抱くようになりました。エネルギー事業者の個社の立場でも、国益に資するような事業でないとサステナブルとはならないので、エネルギーに関する課題を解決することは企業益と公益の双方につながりますし、この意義あるテーマにぜひチャレンジしてみたいと。
入江
前職でもお感じになっていた「日本を何とかしたい」という気持ちが再び燃え上ってきたのですね。
筒井
これもA.T. カーニーの魅力のひとつだと私は感じているのですが、「これから日本をどうすればいいのか?」という熱い議論を社内で普通にできる。誰もそれを冷めた目で見ない。そして実際、行政の動きが日本のためにならないと思ったら、役所に赴いて自分たちの意見を話しに行くこともあります。
入江
自ら行政に意見を述べに行くわけですか。それは素直に感服します。
筒井
A.T. カーニーは過去に官公庁の案件も多数手がけており、信頼も得ています。行政側から「知恵を貸してほしい」というオファーもたびたび寄せられます。私も2013年の半ばから1年ほど、経済産業省の資源エネルギー庁に出向し、電力改革の政策立案に携わりました。また、現在は京都大学で特任准教授も務めているのですが、京都大学の先生方と一緒にエネルギー政策について共同研究を進めています。自ら望めば、こうした貴重な機会をいくらでも得られる。
入江
確かに、事業会社に身を置いていたのでは、「日本を語る」ような機会はないかもしれませんね。
筒井
エネルギー政策は、これからの日本にとってきわめて重要なもの。その意思決定に関わり、若干ではあるかもしれませんが、その方向に影響を与えられる立場にいま私はあります。もしかしたら何の影響も与えていないのかもしれませんが、「私が日本のエネルギー政策を変えている」と錯覚できるだけでも幸せなキャリアではないかと思っています(笑)。
入江
では、ご自身にとってA.T. カーニーへの転職はまさに正解だったわけですね。
筒井
実は労働時間も前職と比べて減っているんです。確かにハードな仕事ではありますが、自分で業務をコントロールできるようになると、時間もフレキシブルに使える。家族と過ごす時間が増えて、プライベートは以前より充実しています。自分のやりたいことを選択して、仕事に心から誇りを持てるようになりましたし、本当に充実したキャリアを送ることができていると実感しています。

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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