コンサルタント出身者にとって、日産自動車ほど力の発揮しがいのあるグローバル企業はないと思う。 コンサルタント出身者にとって、日産自動車ほど力の発揮しがいのあるグローバル企業はないと思う。

Vol.37

コンサルタント出身者にとって、日産自動車ほど力の発揮しがいのあるグローバル企業はないと思う。

日産自動車株式会社

経営戦略本部 経営戦略室 主担首藤繭子氏

組織開発部羽二生紘樹氏

コンサルタント出身者が馴染みやすいカルチャー。希望のキャリアを支援してくれる。
永田
日産自動車に入社後、お二人はどのような仕事を経験されてこられたのですか。
首藤
私は日産に入社してもう6年経ちますが、最初に所属したのは「組織開発部」です。ここは会社全体の経営課題に取り組む部署で、開発や生産、営業などの各部門からローテーションで派遣された社員と元コンサルタント出身の社員が一緒に、テーマごとにプロジェクトを組んで課題解決にあたっていました。ですから私のようなコンサルタント出身者も馴染みやすかったですね。そして2年ほど組織開発部に在籍した後、日産が海外で展開しているプレミアムブランド「インフィニティ」を統括する本社を香港で立ち上げることになり、マネジメントできる人間が足りないということで、私がアサインされて香港に赴任。本社に必要な機能を考えて組織を作り、オペレーション体制の構築などに取り組み、その後は現地でセールスやマーケティングにも関わってみたいと、アフターセールス部門のマーケティングの立ち上げも力をふるいました。計3年ほど香港に駐在して帰国し、現在は経営戦略室で中期経営計画の立案策定を担っています。
羽二生
私も入社後は「組織開発部」に配属され、以前の首藤さんと同じようにCEOや役員オーダーの全社的な案件に関わっています。戦略策定、組織設計、あるいは全社稟議規定の見直しをするプロジェクトなどに関わり、まだ日産に入社して1年半ですが本当にいいポジションで経験を重ねていると感じています。この組織開発部では、年間で30ほどのプロジェクトをそれぞれ2~3人体制で担い、複数の案件を並行して進めていくスタイル。そうした働き方もコンサルティングファームと似ているので、力を発揮しやすい面もありますね。
首藤
日産の組織開発部は、コンサルティングファームのように「プロジェクトトラッキングシート」があります。ですから全体の動向が把握できて、次はどのプロジェクトに関わりたいという希望も出せます。また、日産は外国人の役員が多く、彼らはコンサルタントを使い慣れているので、それもコンサル出身者が活躍しやすい理由のひとつだ思います。
永田
首藤さんは組織開発部から香港に赴任して、しばらく駐在されていたとのことですが、それもご自身の意向だったのでしょうか。
首藤
ええ。組織開発部に配属になった当初から、上司に「将来どのような方向に進みたいのか」と常に問われ続けてきました。「やりたいことが明確でなければ、こちらとしてもサポートできない。求めるキャリアがあるのなら、実現できるようにできるだけ協力する」と。そこで、私としてはビジネスディベロップメントに興味があると訴えたら、香港で新拠点を立ち上げる機会を与えてもらいました。日産には、個人の意欲を尊重してキャリアを支援してくれる、そんな風土があると感じています。
永田
コンサルタントの経験が活きているとお感じになられるのは、どんな点ですか。
羽二生
業務に関する知識のカバレッジが広いのは強みになっていると思います。前職ではERPをはじめとしてシステム案件を数々手がけましたが、そこで企画、営業支援、購買、人事、総務、経理など企業に必要な機能を一通り理解することができました。現職では社内の様々な部門と関わってプロジェクトを進めていかなければならず、現場の方々と何とか円滑にコミュニケーションできるのは、コンサルタント時代に得た知見のおかげです。また、今のポジションは役員にプレゼンする機会も多いのですが、そこでは以前に培ったドキュメンテーションやプレゼンテーションのスキルが活きていますし、プロジェクトが煮詰まった時、フレームワークや仮説思考を駆使した課題の切り分けなど、解決の糸口を探す術を身につけているので、それも今の部署では重宝されていると思います。

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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