コンサルタント転職のこぼれ話
資料綴じに学ぶこと

2015年 12月 7日Author:永田 憲章

資料綴じに学ぶこと

コンサルタントというと、お客様の課題解決に向けてとにかく考え抜き、アドバイスをするといった仕事をイメージされる方もいらっしゃると思いますが、若手の頃には、会議の日程調整や打合せ資料の印刷・綴じ込みなどといったこまごました仕事も多くあります。
(1人プロジェクトであれば、マネージャー以上になっても対応する必要があります)


私も、前職のコンサルティングファーム入社後1~2年目の頃はこのような仕事を多く行いましたが、一見作業に見える仕事でもスピードやクオリティを意識することで後々の仕事につながったことがありました。

例えば、週次打ち合わせに向けた資料綴じを任されたとすると
●お客様が会議中にめくりやすく、バインダーに保存することも意識した綴じ方をしているか
●資料の順番は打ち合わせの流れに沿っているか(いったりきたりしないようになっているか)
●資料を袋詰めする際は、取り出しやすく、配布しやすい状態になっているか
など、考えるべきことは多くあります。

綴じる作業自体は深夜に行うこともあり、疲れが蓄積している中で、資料のクオリティを意識し、上記を漏れなくスピーディーに、毎週ミスなく行わなくてはなりません。

単純作業のように感じる資料準備でも、一度受けた指摘を繰り返さない、作業時間の短縮、自分なりの工夫など、作業を仕事に変えられる要素は沢山あります。

そのような仕事を積み上げていくと、上司や周りの方からの信頼が得られ、より責任の大きな、やりがいある仕事を任せていただくことができるようになると思うのです。

資料の順番を考える中で、プロジェクトマネージャーがどのようなイメージを持って打合せに臨むかを学ぶことができますし、成果物にこだわる姿勢も身につきます。

逆に、同じミスを繰り返したり、何の進歩もないと感じられると、別の仕事を任せるのは不安と思われることもあります。

どの職種にも言えることですが、どんな小さな仕事であっても、今後の仕事に繋がるということを肝に銘じて、誰よりも良い仕事をする意識を持っていただくことがビジネスマンにとって大事なことではないでしょうか。
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