「自己実現のプラットフォーム」としてアクセンチュアを活用せよ!

「自己実現のプラットフォーム」としてアクセンチュアを活用せよ!

Vol.11

「自己実現のプラットフォーム」としてアクセンチュアを活用せよ!

アクセンチュア株式会社

取締役会長程 近智氏

アクセンチュアの程近智社長は新卒でプログラマーからスタートし、同社の戦略グループや通信・ハイテク本部の統括を務めたあと、2006年に日本の取締役会長に就任した。経営コンサルティング、テクノロジー・サービス、アウトソーシング・サービスを提供するグローバル企業であるアクセンチュアの方向性と、そこで働く魅力について話を聞いた。

目指す姿は「スーパーグローバル・スーパーローカル」

永田
アクセンチュアというファームの特徴や優位性はどこにあるとお考えですか。
やはり、規模とカバレッジです。アクセンチュアはコンサルティングファームとしては世界最大級で、かつコンサルティングだけに留まらずお客様の業務を請負ってオペレーションも手掛けています。つまり戦略や計画をつくって提案するだけではなく、お客様と共に戦略を実践しながら、そこで得たノウハウをコンサルティングのための知見に昇華するというサイクルを世界レベルで回している会社なんです。また、グローバル企業としてのスケールメリットにとどまらず、各国の拠点が密接に連携し、世界中の英知を結集してプロジェクトを進めています。実際、東京オフィスでも多国籍なチームでプロジェクトに取り組んでいるシーンが多く見られます。官公庁も含む様々な産業を横断的にカバーし、業務や部門、役職を越えてサービスを提供しているという点も、あまり他の会社にはない特徴だと思います。CEOやCFO、CSOやCIOといった「CxO」のすべてに対応できるサービスの幅広さがあります。それを個人のキャリアという側面からから見ると、実に幅広いキャリアチャンスが社内にあふれ、あたかも大きな転職マーケットを内包しているかのようになっています。現場のコンサルティングを担当している人でも、自分から手を挙げて、必要なスキルを身につければ上流に行くこともできるし、製造業を担当するコンサルタントが金融業へ移っていくことも可能です。
永田
さまざまなキャリアを開発できる環境が社内にあるのですね。
私は以前からキャリアデザインという概念を大切にしていて、「自分のキャリアをデザインしたうえでアクセンチュアを活用してください」と社員に言っています。仮に自らのキャリアを実現するために必要な要素が社内になかったら、一度外部に出てそれを習得し、またアクセンチュアに戻ってきても構わない。社員のキャリアの中でアクセンチュアが活かされていることが大事なのです。
永田
アクセンチュアに対し最近、顧客や市場からは何を求められていますか。
一つはグローバリゼーションの波の到来で、「グローバル企業として成功するために支援してほしい」という要望が増えました。経営者の方がよく言うのは「最終的には人が差をつける」ということですが、どうすれば多様な人材のマネジメントができるのか、どうやってアクセンチュアの人材をグローバル化したのか、あるいはどう海外のグローバル人材と仕事をすればよいのか、といった相談をよく受けます。もう一つはアクセンチュアに対し、ビジネスパートナーになって欲しいとの要請です。我々は業界横断、業務横断で幅広くビジネスを展開しています。ビジネスパートナーになればアクセンチュアのネットワークを活用することができるわけです。つまり、我々はお客様がビジネスを拡大するチャネルにもなれるということです。それらに加え、常に求められているのはお客様のパフォーマンス向上です。当社はパートナー制ではなく、グローバルグループとして上場しているので、常に企業価値の向上に取り組み、アクセンチュア自体がハイパフォーマンス企業として歩まなければいけない使命を持っています。したがって、我々は単なる建前ではなく透明性と責任感をもって「アクセンチュアはこうやって企業価値を上げている」と言うことができます。そこが上場していないコンサルティング会社とは説得力が大きく異なると考えています。
永田
市場からの要請を踏まえ、今後の方向性をどのように打ち出していますか。
一つは「スーパーグローバル・スーパーローカル」です。先ほど申し上げたようにアクセンチュアには世界26万人の組織というスケールメリットがあります。例えばパソコンをアップグレードするにしても26万台調達します。その規模を利用することで様々なビジネスを自社で展開することもできます。また、医療の進んでいる北欧やシンガポールなどのノウハウを日本で横展開する、といったアプローチのビジネスも考えられます。一方でアクセンチュアは日本企業のお客様にもっと密着する必要がありますし、日本という国の課題やアジェンダともリンクしていかなければいけません。このようにグローバル展開、ローカル展開の両方を究極的に極めようというのがスーパーグローバル・スーパーローカルです。とくに日本でのローカル化をもっと進めていかなければならず、それには日本社会への貢献が必要です。たとえば、雇用。人件費の安い中国やインドに仕事が流れていくなかで、日本でやるべき仕事を我々がどんどん提供し、もっと雇用を増やしていくことが大切だと思っています。さらに、我々は「人材輩出企業」を標榜しており、アクセンチュアで鍛えられた人材が顧客企業に移って活躍したり、自ら起業して新たな雇用を生み出したりすることを歓迎しています。

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実践のなかで検証された知見を生み出す

永田
他のコンサルティングファームから転職し、アクセンチュアで働く魅力としてはどんなことが考えられますか。
繰り返しになりますが、戦略や計画を策定し、それを提案するだけではなく、自らその実現に携わり、実践で検証された知見を生み出していけることです。戦略立案だけをやっている人にはそこが魅力でしょうし、現場のコンサルティングを担当している人がもっと上流の仕事をしたいと思えばそれもできます。アクセンチュアはいわば非常に広大なキャリアのステージのようなもので、プレイヤーが輝ける場所がたくさんあります。スキルアップのためのトレーニングプログラムも充実していますし、お客様やOBの人的ネットワークも広い。そうした豊富な資源を社員にうまく活用してほしいと思います。私はいつも社員に「アクセンチュアを自己実現のプラットフォームとして使ってください」と言っているんです。
永田
もう少し詳しくおうかがいします。まず、他のコンサルティングファームから経営コンサルティング部門に転職する場合の魅力は何でしょうか。
日本の主要企業のお客様の仕事をすることができますし、逆にそうしたお客様を自分で開拓していくことも可能です。他のコンサルティングファームで同じような領域をやっている人にとっては、検証されてきたノウハウをさらに磨くのによい場所だと思います。将来自分で起業を考えている人なら、そのシミュレーションができます。
永田
テクノロジー・サービス部門への転職についてはいかがでしょうか。
アクセンチュアは世界最大級の独立系システムインテグレーターでもあります。つまり、自社ではハードウェアやパッケージソフトウェアを基本的に保有せず、お客様が抱える課題に対して最適なソリューションやシステムを提案し、提供することができます。仮にお客様が「欲しい」と言っても、必要のないものならそう提案します。真のビジネスパートナーとして、客観性を持ってお客様の課題を解決する、という本質的な仕事ができる魅力があります。
永田
アウトソーシング部門についてはいかがですか。
BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の領域はいま、急速に進化しています。一般に、アウトソーシングというとその企業のコア業務でない領域を外注するというイメージがあります。もちろんそうしたプロジェクトも受注しているのですが、たとえば小売企業が発注業務というコア業務の一部をアクセンチュアに依頼する、といった事例も増えています。つまりBPOの高度化が進展しているわけで、このフロンティアの最先端にいるのがアクセンチュアなのです。

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自ら手を挙げてやりたい仕事に挑戦できる組織

永田
程社長ご自身のキャリアについておうかがいします。もともと経営戦略部門のご出身だったのですか。
いえ、私が新卒でアクセンチュアに入社した頃は全員プログラマーから始めなければいけない時代だったので、最初はプログラマーでした。当時のアクセンチュアには製造業と小売業のグループしかなかったのですが、その後、新たに金融業のグループを立ち上げることになり、その時に自分から手を挙げて移りました。世の中を動かしているのは金融だと考えたんです。そして金融の世界のトップにいるのはビジネススクール出身の人たちということで、アメリカにMBA留学しました。で、ビジネススクールに行くと、金融もいいけどやはり戦略だなと(笑)。実は一度、私は金融機関へ転職しかけたことがあるんですよ。ある外資系金融機関から内定をもらっていたのですが、当時のアクセンチュアの社長から「新しい部門をつくるから」と誘われて、本当に申し訳ないですが内定を辞退して戦略グループの立ち上げにナンバー2の立場で加わりました。また、以前アクセンチュアが運営していたベンチャーファンドでは、自分からやりたいと手を挙げてセンター長をやりました。このようにアクセンチュアはとてもステージが広く、やれることが多いんです。
永田
程社長ご自身がアクセンチュアのステージの広さを活用し、「自分で手を挙げる」主義を体現しているのですね。
社長に就任したこと以外はだいたい自分で手を挙げたことをやってきました。アクセンチュアはそういった新たな挑戦を大事にしてくれる会社ですし、その社風は今も変わっていません。最近も「インフラのコンサルティング事業を立ち上げたい」という社員がいたので、「じゃあやってみなさい。ただ出世は遅れるかもしれないよ」とゴーサインを出したところ、しっかり成果を出して結果的には他の人たちを一気に追い抜いてしまいました。もちろん我々は上場企業として株主に対して責任があるので「それは会社の外で、第二の名刺を持ってやりなさい」という場合もあります。それでも、アクセンチュアの社内でできることはたくさんあるし、フレキシビリティも高いです。
永田
アクセンチュアに中途入社して成功するのはどんな人ですか。
キャリア意識の高い人です。将来どうなりたいか、あるいは何をやりたいかという展望やビジョンがあって、そこにアクセンチュアというステージをどうフィットさせていこうかと考えている人です。つまり、アクセンチュアを活用しようとしている人です。私は、面接でも「どうやってアクセンチュアを活用しますか」と質問します。また、人との出会いやつながりを大切にする会社なので、そういう関係性をつくれて、かつ楽しめる人がよいでしょう。今日もこれからアクセンチュアのOBが相談に来ます。二度辞めている人なんですが、堂々と社長の私に会いに来る。そんなことは日常茶飯事で、お互いに助け合う精神が根付いているわけです。
永田
アクセンチュアへの評価として、「仕事や成果へのコミットメントが強い」という話をよく聞きます。やはり、そんな資質の持ち主が向いているのかなと感じます。
当社では「あなたのバリューは何か?」とよく問われます。そしてバリューを発揮し、プロジェクトに強くコミットメントして目標を実現していく組織文化があります。そう言うと大変そうだなと思われるかもしれませんが、バリューを出せないのに会社にいてもお互いハッピーになれません。もちろん、約束を守れそうにない状況になったら「助けてください」と周囲に支援を求めることは組織として大事なことです。一人の人間にできることは限られており、仕事の責任は個人だけでなくチームや会社も背負っているのですから。アクセンチュアで最も成功する人は勇気を持って他人に助けを依頼できる人で、そうした場面で周囲の人間が積極的に助けを出す文化もアクセンチュアにはあります。私自身、何度も「助けてくれ」と言い、実際に多くの仲間に助けられてここまで来たのです。誰もがチームワークの可能性を信じ、チャレンジに手加減をしないこのアクセンチュアの環境を大いに活用し、自己実現を遂げたいという方にぜひ来てほしいと思っています。

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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