日本の未来のために、 真にイノベーションを起こしたい。 だから我々はこの場を選んだ。 トーマツ ベンチャーサポート株式会社

日本の未来のために、 真にイノベーションを起こしたい。 だから我々はこの場を選んだ。 トーマツ ベンチャーサポート株式会社

Vol.30

日本の未来のために、 真にイノベーションを起こしたい。 だから我々はこの場を選んだ。

トーマツ ベンチャーサポート株式会社

アドバイザリーサービス事業部瀬川 友史氏

経営企画統括森山 大器氏

デロイト トーマツ グループのネットワークを活用し、全国2,500社を超えるベンチャー企業の成長支援を行うトーマツ ベンチャーサポート。さらにその基盤の上に、大企業とベンチャーとの協業による新規事業創出支援や大企業の中で挑戦するイントレプレナーの支援、官公庁・全国自治体のベンチャー政策の立案・実行支援なども繰り広げている。そんな同社を新たなキャリアの場として選んだ、外資系戦略ファームと日系シンクタンク出身者の二人に話をうかがった。

Contents

ここに身を置けば、自ら“オープンイノベーション”の推進役となれる。

入江
まずは、トーマツ ベンチャーサポートに入社されるまでのご経歴を教えていただけますか。
森山
私は東京大学工学部で大学院まで応用物理を学び、卒業後に新卒でボストンコンサルティンググループ(BCG)に入社しました。BCGには6年間在籍しましたが、最後の1年間は休職してシカゴのイリノイ工科大学にあるデザインスクールに留学。というのも、経営コンサルタントとして数々の案件に携わるうちに問題意識が芽生えてきたんですね。長期的な目線で見ると、やはり新規事業を創出していかなければクライアントの持続的な成長は望めないのではないか、と。こうした領域で自分の知識を深めたいと、ビジネスデザインの教育に定評のあるイリノイ工科大学への留学を決意したのです。そして現地で1年間学んで帰国後、当社に参画しました。
瀬川
私も東京大学工学部の出身で、そのまま大学院の修士課程に進んでロボット工学を専攻しました。若い頃から「技術で夢のある社会を創りたい」という志を抱き、近未来を見据えてロボットを研究テーマに選んだのですが、学会などでいろんな研究者の方と触れ合うと、みなさん研究のことばかり考えていらっしゃるんですね。当たり前と言えば当たり前のことなんですが、私はそれが少し気になって……「こんな未来を実現できる」と提示するだけで、それ以上の具体的な進展がない。それは研究者サイドの問題ではなく、技術と社会をつなぐプロフェショナルがいないからだと考え、では自分がその役割を担おうと。それで博士課程に進むのをやめて就職活動を始めたのですが、そこで出会ったのが“シンクタンク”という存在でした。なかでも科学技術に強い大手総合シンクタンクがあると知り、ここなら技術と社会をつなぐ仕事ができるのではないかと入社したのです。同社には当社に転職するまで9年間在籍し、先端技術開発に関する国の産業政策を手がけたり、また民間企業での技術起点での新規事業開発などに携わりました。
入江
森山さんが転職先としてトーマツ ベンチャーサポートを選んだのは、どのようなお考えからですか。
森山
先にお話ししました通り、私が志向していたのは「新しい事業を創り出す」ということ。しかも、長い目で見て「日本にイノベーションが次々と起こるようなエコシステムを創りたい」という思いがありました。アメリカに留学して感じたのは、向こうでは既にイノベーションコンサルティングという業態が存在しており、イノベーション創出に特化したコンサルタントが大企業のクライアントに深く関与して社内から新規事業を生み出すのが一般的。一方、日本では、会社の重要な意思決定に関わる検討を外部にアウトソースするのは依然として抵抗感が強い。それもイノベーションにつながるような、やってみなければわからない不確実性の高い領域はなおのことです。いわゆるこれまでの“経営コンサルティング”では、自分のやりたいことを実現するのは難しいと思ったんですね。では、日本にふさわしいイノベーションの起こし方とは何か?を考えると、それはやはり“オープンイノベーション”ではないかと。社内でゼロから新しいものを起こすというよりも、既に存在しているイノベーションの種を社外から持ち込んで触発させる。その手段としては事業提携かもしれないし、買収かもしれませんが、こうしたスタイルのほうがきっと日本の大企業には合っている。ベンチャー一社では起こせるイノベーションは小さいかもしれませんが、大企業と組み合わせてレバレッジすれば社会への大きなインパクトに繋がる。
入江
森山さんが掲げる “オープンイノベーション”を実現できる場が、トーマツ ベンチャーサポートにあったと?
森山
ええ。当社は非常に面白い構造を持ったコンサルティングファームでありシンクタンクだと思います。ベンチャー企業への経営サポートも手がければ、大企業の新規事業創出の支援も手がけており、また官公庁や地方自治体の政策面での支援にも関わっています。オープンイノベーションを実際に起こすためにはベンチャーと大企業の双方を理解した上でうまくつなぐということが必要ですが、本当の意味で双方にアプローチできている組織はなかなか存在しないでしょうし、バックボーンが監査法人で投資も行わないという中立的な立ち位置だからこそ、行政やメディアとも関わりやすい。加えて、デロイト トーマツ グループには監査・コンサル・ファイナンシャルアドバイザリーなどの様々なファンクション間で風通し良く協業できる文化とグローバルネットワークがある。これらの構造的にユニークな点を知った時に、新しい事業を生み出すイノベーションファームが創れるとしたら世界中を見渡してもここしかないと思いました。

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他とは「時間軸」が異なる。イノベーションにつながることなら何でもできる。

入江
瀬川さんはなぜ転職を考え、トーマツ ベンチャーサポートに移られてこられたのですか。
瀬川
これは、コンサルタントならおそらく誰もが経験しがちなことだと思うのですが、クライアント企業に対して自分が懸命に考えて提案したことが、先方の社内事情で立ち消えてしまったり、あるいは、まったく想定していなかった形でアプトプットされていたり…。国の政策に関わった時もそうでした。2014年に安倍首相が「ロボット革命」を提唱し、私は前職でその政策立案をサポートしたのですが、その先にある実行段階にも、より一層関与したいと感じました。そうした状況から脱し、自ら新しいビジネスを創出できる機会を求めて転職を考えるようになったのです。それで当初は事業会社の経営企画や事業開発などのポジションを検討していたのですが、ふと自分を顧みると「ロボットのような夢のある技術で日本に新産業を創りたい」という思いがあらためて強く湧いてきて、私がやりたいのはやはりこれだ、と。
入江
瀬川さんも森山さんと同じように、ご自身なりのミッションをお持ちでいらっしゃったのですね。
瀬川
そうですね。私の考えとしては、日本に新産業を創っていくために必要なことは何か?というと、それはまず誰かが0から1を生み出した成功例を世の中に示すことではないかと。優れた成果なら、それが発火点となって社会に広がっていく。私が過去シンクタンクで手がけてきたのは、広がった後のありたい姿を描き、そこにたどり着くまでのプロセスをロジカルに考えること。その最初の小さな点を生むことはこれまでやったことがなかったので、一度そこを経験してみたいとトーマツ ベンチャーサポートに転職しました。先ほど森山が申し上げたとおり、当社はベンチャー企業の支援もできますし、ベンチャーが生み出したイノベーションを大企業や国、自治体などにつないでいく役割も担える。私が目指している世界観に近いと感じたのです。
入江
入社後、お二方はどのような仕事を手がけていらっしゃるのですか。
森山
私はベンチャー企業を支援するチームに所属しています。ベンチャー企業は事業内容もまだ柔らかいので、顕在化している課題を解決するだけではなく、会社としてありたい姿を一緒に描いていくという要素が大企業向けのコンサルティング以上に強いです。支援内容としてイメージしやすいところとしては、資金調達ニーズがある場合は事業計画をブラシアップした上で適切な投資家に紹介したり、革新的な技術を持っている場合は知財戦略を検討・遂行して守りを固めたり、大企業への事業売却ニーズがある場合は事業シナジー等を検討した上で買い手候補の探索と交渉を行ったりしています。また、組織づくりにおいては時に私自身が支援先企業の採用面接にあたることもあり、採用が決まった際には一緒に新入社員の歓迎会に参加させていただくなど、かなり踏み込んだ支援を行っています。
入江
まさに先ほど森山さんがおっしゃられた通り、“イノベーションの種”を育てていらっしゃるのですね。ここまで深くベンチャー支援に関わっているファームはかなり珍しいのではないでしょうか。
森山
確かに我々のような支援のしかたは珍しいと思います。我々にとっての支援の”深さ”というのは重要な経営の意思決定にハンズオンで関わるということに加えて、長期的にご支援させていただくということも特徴なのですが、短期ではなく長期でビジネスを考えるというのはバックボーンが監査法人であるがゆえのカルチャーです。通常のコンサルティングファームの考え方だと短期での収益につながらなければ支援できない、という考え方になりがちですが、イノベーションは一朝一夕で生まれるものではないことを考えると、長期的な視点でイノベーションの種を育てていくことができるのは極めて重要なことだと思っています。
入江
瀬川さんはいかがですか。
瀬川
私は森山さんとは異なり、大企業を対象にイノベーションを支援するミッションを担っています。アプローチは大きく二つあって、ひとつは外部との協業によるイノベーション。当社は多くのベンチャー企業とネットワークを築いており、大企業とベンチャーとのマッチングを図り、新規事業や新製品の開発に結びつけています。そうしたマッチングを引き起こす仕掛けとして、ビジネスコンテストやハッカソンなどのイベントを企画運営したり、あるいは大手クライアントに向けてコーポレートベンチャーキャピタルの設立運営の支援なども手がけています。もうひとつのアプローチは、大企業の中に眠る社内イノベーターを発掘すること。新規事業の公募制度などが真に機能し、イノベーションにつながる優れたアイデアがきちんと世の中に送り出されるような、ボトムアップの仕組みづくりを支援しています。その一方で、以前のシンクタンクでの経験を活かし、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)のオープンイノベーション協議会の活動支援を受託してプロジェクトリーダーを務めています。こうして、イノベーションにつながることであれば大企業からベンチャー、そして国の政策まで何でも関わっていくことができるのは、当社ならではだと思いますね。

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実に青臭い会社。我々と“ミッション”を共有できる人に参加してほしい。

入江
実際にトーマツ ベンチャーサポートに参加して、いまどのようなお気持ちですか。
森山
当社は「挑戦する人と共に未来を拓く」というミッションステートメントを掲げているのですが、まさにそれを実感する毎日ですね。我々が接するのは、ベンチャーの経営者にせよ、大企業の中にいるアントレプレナーにせよ、新しいことに挑戦したい、世の中を変えたいという気概にあふれた方ばかり。そうしたみなさんと一体となって、泥臭くイノベーションを追求していくのはとてもエキサイティングです。
瀬川
まだ私はこちらに転職して半年にも満たないのですが、毎日ワクワクしています。いま森山さんが言われた通り、自分に関わる人がみな夢を抱いてポジティブなのがとても心地良い。おつきあいしているお客様もそうですし、社内のメンバーたちも、たとえば「日本に新産業を創る」という壮大なテーマであっても、斜に構えて評論家ぶるようなことはなく、どうすれば実現できるかを堂々と議論している。そうした青臭いところが私はとても気に入っていますし、常に前向きでいられる。これからの30代、ここで非常に有意義なキャリアが得られるだろうと確信しています。
森山
当社自身もいま急激に伸びており、「会社を創る」ことに自ら関わっていけるのも面白いですね。この1年で規模が2倍に拡大していますし、ケイパビリティもどんどん広がっており、デロイト トーマツ グループの中での存在感も増しています。
瀬川
私が入社した時にはなかったサービスメニューが、この半年ほどで次々と開発されていますし、また私が面接をして入社したメンバーもすでに二人います。確かに自分たちが当事者としてこのファームを動かしているという実感がありますね。
入江
御社にフィットするのは、どのような人材だとお考えですか。
森山
私も採用に関わっていますが、面接時に最も重視しているのは「我々とミッションを共有できるか」ということです。我々としては、個人の興味のある領域はそれぞれ違っていてもいいと考えています。事実、当社に参画したメンバーの中には、地方創生をやりたいという人もいれば、教育を変えたいという人もいる。多様な人材が重なり合うことでより面白いことができるのであり、我々はそれを“異能の掛け算”と呼んでいます。しかし、それが担保されるのは、より上位の次元で「挑戦する人と共に未来を拓く」というミッションを共有しているから。その方向が一致しない方は、どれだけスキル面で優秀であっても弊社で活躍するのは難しいと思います。
瀬川
確かに当社にはきわめてバラエティ豊かな人材が集っています。前職の経歴で見ても、公認会計士もいればベンチャーのCFOもいますし、大企業で新規事業を立ち上げた人もいる。また、森山さんのような外資系ファームの出身者もいれば、私のような日系シンクタンクの出身者も。背景が異なる人々とチームを組むわけですから、ときには軋轢が生じることもあります。そんな時、自分と異なる思考を受容できるどうか。私の場合も、いまマッチングのためのイベントの企画運営を手がけていますが、前職ではこうしたイベントをさほど重視していなかったのが正直なところ。でも、実際にやってみると大いに価値があるんですね。私にとっては新たな気づきでした。だから、自分の知らない領域を進んで足を踏み入れる姿勢が重要。すると“異能の掛け算”によって自分自身が大きく変わっていく。それも当社でキャリアを積む大きな魅力だと思います。
入江
では最後に、新しいキャリアを探しているコンサルタントの方々へ向けてメッセージをお願いします。
森山
我々がいま挑んでいるのは、どうやってイノベーションを生み出すかという、方法論がまだ確立されていない世界。日本発のイノベーションファームという、まったく新しい事業を創り出そうとしています。挑戦者を支援する以上に我々自身が挑戦者であり続ける。その挑戦に日々試行錯誤を重ねる中で、コンサルタントの方々が培ってきたプロフェッショナリズムとやりぬく力に我々は大いに期待しています。「未来を創る」ことに興味のない人はいらっしゃらないと思いますし、当社ならその醍醐味を存分に堪能できるはずです。
瀬川
私も同感です。コンサルタントの方々は、お客様の目の前の課題にどう応えるか、毎日必死で考えていらっしゃることでしょう。そのこと自体は面白いので、気がつくとあっという間に1年2年と時間が経っている。私もそうでした。でも、コンサルティングを経験する中で高いスキルを養っているのに、ただ第三者的な立場に甘んじてしまうのは、とてももったいない。一度頭を切り替えて、自分が本当にやりたいことを考えてみてはいかがでしょうか。そして、まだ描き切れていない日本の未来のために、本当に成立するのかわからないビジネスモデルにトライしてイノベーションを巻き起こそうという、我々のミッションに共鳴していただけるのなら、ぜひ仲間になっていただきたいと思っています。

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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