まだまだファームとしては進化の途上。だからこそ、自ら新規クライアントを開拓し、プロジェクトをすべて担えるチャンスに溢れている。

Vol.22

まだまだファームとしては進化の途上。

カート・サーモン

シニアマネージャー安藤 秀之氏

マネージャー杉山 裕哉氏

公開日:2015.02.26

インタビュアー 入江・永田

「小売業」に特化して高付加価値のコンサルティングサービスを提供しているカート・サーモン。グローバルではすでに著名な存在だが、日本でのビジネスはこれから本格的な拡大期を迎えている。同社のカルチャーやこちらでキャリアを積む魅力について、いま第一線で活躍しているコンサルタントのお二人に話をうかがった。

Message

個々の裁量は大きい。ゼロから創り上げていくベンチャー精神にも富んでいる。

永田
まずはお二方のご経歴を教えていただけますか。
安藤
私はかつて重工業のメーカーに籍を置き、BtoBの領域に携わっていました。この間、イギリスに留学してMBAを取得したのですが、新たな知見を得るうちにBtoCのコンサルティングを志向するようになり、カート・サーモンに転職しました。
杉山
私は新卒では組織人事領域のサービス企業に入社し、主に研修商品の営業職として4年ほど従事していましたが、顧客企業の事業課題そのものを解決していきたいという思いを強く抱くようになり、コンサルティングファームへの転職に興味を持ちました。カート・サーモンに注目したのは、前職でも担当していたBtoCの業界に特化しており、コンパクトなファームなので早くから責任を負って仕事ができると感じたからです。また、将来に向けて、個人としてグローバルで通用するだけの競争力を身につけたいという問題意識もあり、海外と協業する機会が多いことにも魅力を感じました。
入江
実際にカート・サーモンに入社しての印象はいかがですか。
安藤
いま杉山が話したように、カート・サーモンはグローバルに事業を展開するファームですので、日常的に外国の拠点のメンバーとコミュニケーションを取りながら業務を進めていくことになります。異なる文化を持つ海外の人間とディスカッションすることで思考の枠が広がります。
杉山
カート・サーモンは、日本における知名度はまだ低いのですが、グローバルではクライアントプールが非常に充実しており、特に欧米は業界トップ企業をクライアントとして抱えています。そうした海外のクライアントのもとで成果を上げた知見・経験を引き出して国内に展開できるのは、我々の大きな強みだと思います。
安藤
また、当社は現場に裁量が委ねられていて、自分で意思決定できる範囲が広いのも魅力のひとつだと思います。日本におけるカート・サーモンはまだ進化の途上にあるので、決められたメソッドに縛られることもなく、あらゆるテーマをゼロから考えていくことができる。日本の伝統的な大企業とはまったく異なる環境であり、とても刺激的ですね。
杉山
大手のコンサルで活躍している友人がいるのですが、彼らの話を踏まえて他社ファームと比較すると、日本のカート・サーモンは未成熟だからこそこれからの伸びしろがあり、ファーム全体として新たな案件を開拓して成長していこうというベンチャー精神に富んでいて、そうした風土も私は気に入っています。

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自由なカルチャーで、決まったスタンダードはない。個人の意思を尊重。

永田
カート・サーモンのカルチャーについて、お二人はどう捉えていらっしゃいますか。
安藤
先ほどお話したことにも通じますが、やはり“グローバル・シャッフル”という言葉が、当社のカルチャーを端的に表していると思います。全世界のカート・サーモンのオフィスと絶えず交流があり、人材も頻繁に海を越えて行き来しています。もし自ら海外に出てキャリアを積みたいと思えば、手を挙げれば個人の意向は汲んでくれます。私自身も過去、ニューヨークに赴いて現地のメンバーをマネジメントしながらコンサルティング案件を遂行した経験もあります。
杉山
私はまだ英語がそれほど堪能ではないので、現時点で自ら海外に赴いてプロジェクトを率いるのは難しいと感じていますが、誰でも希望すれば、英語で資料作成やプレゼンをする国内の外資系クライアントの案件や、海外支社からの日本市場リサーチの案件などにアサインされ、英語を日常的に使って業務を遂行する経験を積むことが可能です。
安藤
あとカルチャーに関して言えば、カート・サーモンは米国では「働きやすい会社」という指標でトップ5に入る評価を得ています。日本のオフィスも、もちろんそうした「働きやすさ」を受け継いでいて、社内のコミュニケーションなどもスムースです。上下の距離も近くアットホームな雰囲気で、Up or Outではありません。他の戦略系のファームに比べても、社員の平均勤続年数は長いのではないでしょうか。
杉山
良くも悪くも自由で、スタンダードがないのがカート・サーモンの特徴だと思います。アパレル企業のクライアントも多いためクライアントによっては勤務時のドレスコードにも寛容ですし、ある程度仕事をコントロールできるようになれば勤務時間も融通が利きます。私はいま幼い子供がいますが、子供を保育園に送ってから出社していますし、妻の予定次第では私が仕事を早く上がって迎えに行くこともあります。やるべきことをやった上でという前提ですが、個々のワークスタイルを尊重してくれるファームだと思います。あと付け加えるならば、我々のコンサルティングはクライアントに常駐して協業するスタイルが比較的多いので、トップ層から現場までクライアントに対する丁寧で実直なコミュニケーションが求められます。きちんと地に足がついているというか、人当りの良い気さくな方が社内には多いですね。
岡田
人材の育成や評価、プロジェクトへのアサインはどのように行われているのですか
杉山
OJTが基本で、私はコンサルティング未経験で入社しましが、プロジェクトの中でマネジャーや先輩コンサルタントに指導してもらいながら、必要な知識やスキルを磨いていきました。カート・サーモンでは、コンサルタントにそれぞれメンターがついて彼らが年間の評価を行います。定期的にメンターと面談を行い、グローバル共通のコンピテンシーに沿って自身に不足している部分を明確にして、互いの合意のもとに目標を設定します。その達成度合いによって評価される仕組みになっています。
安藤
プロジェクトへのアサインは、本人の意向をできる限り尊重しています。個人が望むキャリアが得られるプロジェクトを経験できるように会社も配慮しています。また、経験の浅いコンサルタントに対しては、プロジェクト内で万が一ミスを犯しても誰かフォローできるよう、想定されるリスクもきちんと鑑みて配置しています。

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小売業は、成果を実感しやすい。この業界で経営を担える人材にもなれる。

岡田
安藤さんは事業会社からのご転職ですが、現状、事業会社出身者とコンサルタント経験者の比率はいかがですか。
安藤
およそ半々ですね。当社は小売業界に特化しているので、この業界の出身者も多いですし、もちろんコンサルティングファームからの転職者もたくさんいます。
杉山
さまざまな経歴を持った人材が集っているのも、カート・サーモンの魅力です。新たに参加される方には、それまで培われてきたキャリアをもとに、ぜひ新しい風を吹き込んでいただきたいですね。
入江
カート・サーモンでキャリアを積む意義や醍醐味を、お二人はどうお感じになっていらっしゃいますか。
杉山
我々が携わる小売業というのは、コンサルティングの成果が見えやすい領域だと思います。たとえば品揃えを変更することで売上が増加したり、あるいは出店戦略を見直すことで経営が強化されたり、数字に直接反映されやすいので、クライアントへのインパクトを間近で実感できます。
安藤
我々がクライアントに大きな投資の決断を促すこともあり、担う責任はきわめて大きいのですが、しかしその結果、クライアントの事業が大きく成長するのを目の当たりにした時は、やはり充実感がありますね。
杉山
いま当社では新規のクライアントの開拓にも意欲的に取り組んでおり、私もパートナーと一緒に案件開発に関わっています。特に、小売業界はコンサルタント慣れしていない企業も多いので、先入観なく接していただけますし、クライアントへの影響力も非常に大きいのではないかと感じます。いま私がリードしているプロジェクトも、対象部門のほぼ全員が外部のコンサルタントと協業するのは初めてだということで大きな期待をいただいています。社内で机を一緒に働きますので、現場の方々から我々に寄せられる信頼も厚く、まさにクライアントの一員となって改革を担っている感覚があり、たいへんやりがいがあります。
安藤
カート・サーモンで経験を積むことは、将来のキャリアパスにおいても有益だと思いますね。事実、当社のOBで大手小売業や有名アパレルなどで要職に就いている人材が多数います。リテールや消費財の領域において、戦略からオペレーションまで全体を見渡して事業を変革していく経験を積むことで、企業に身を置いても経営人材として十分通用するだけの力が養えると思います。
杉山
確かに、小売・アパレル業界でサプライチェーンやマーチャンダイジングに精通し、数字を理解した上で経営に進言できる人材というのは、非常に希少性が高いのではないかと思います。ポストコンサルのステップとしても、カート・サーモンでキャリアを積む価値は大きいと思います。
岡田
では最後に、応募者の方々へ向けてメッセージをお願いします。
安藤
我々は、小売業界のコンサルティング案件においてはコンペの勝率も高く、国内では屈指の知見を誇るファームだと思います。だからこそ、クライアントを自ら導いていくことのできる、アグレッシブでプロアクティブな方にぜひ参加していただきたいですね。
杉山
日本におけるカート・サーモンは、まだまだ発展途上にあります。早く昇格できるチャンスも大いにありますし、また新しいプロジェクトも続々と立ち上がっています。これから入社される方とも、そうしたダイナミックな変化を楽しみながらともに成長していくことができればと思っています。

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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