新しい事業を創っていきたい人にこそ、イグニション・ポイントという選択肢を。 当社でなら、多様性を尊重しながら新たな価値を自らの手で生み出していける。イグニション・ポイント株式会社

Vol.51

新しい事業を創っていきたい人にこそ、イグニション・ポイントという選択肢を。 当社でなら、多様性を尊重しながら新たな価値を自らの手で生み出していける。

イグニション・ポイント株式会社

フィナンシャルアドバイザリー ユニット/エクスペリエンスデザイン ユニット/ワークデザイン ユニット 事業責任者(パートナー)田代友樹氏

デジタル ユニット/テクノロジー ユニット 事業責任者(パートナー) 安田鉄平氏

ストラテジー ユニット 事業責任者(シニアマネージャー)本間善丈氏

公開日:2019.08.30

インタビュアー 入江・永田

「IGNITE INNOVATION」をコーポレートビジョンに掲げ、クライアントのデジタルトランスフォーメーションや事業創出を牽引しながら、自社発のスタートアップを次々と立上げ成長に導くイノベーションファームとして急成長を続けるイグニション・ポイント。大手コンサルティングファームご出身で現在同社にて事業責任者を務める田代友樹氏・安田鉄平氏・本間善丈氏のお三方に、コンサル出身者が同社で新規事業の立ち上げや組織づくりに携わる魅力について話をうかがった。

Message

事業も組織も走りながら創ってきた。半年で別会社のように変化するスピード感も、当社ならでは。

入江
初めに、これまでのご経歴と現職に移られた理由を教えてください。
安田
私は、博報堂、ISID、アクセンチュアデジタルで、クリエイティブとシステム企画を経て現職へ入っています。アクセンチュアデジタルの退職にあたりいわゆるコンサルファームローテの一員になるのは嫌で、事業を創る一員になることにステージを変えたいと思ったんです。部署をつくることに魅力を感じ、当社にジョインしました。
本間
私は、ジュピターテレコムの商品開発部でMVMOやモバイル向けの開発・事業設計を経験後、電通でマーケティングのプランニングや広告制作、クライアントと商品開発等に従事。その後デロイトで中長期の事業戦略やR&D戦略、家電メーカーや自動車メーカーのイノベーションセンター構築支援、新規事業企画支援等に携わり、知り合いに誘われた別のコンサルファームを経て、スタートアップを立ち上げていきたいと現職にジョインしました。
田代
私はこの10年くらい新規事業創出に関わるコンサルティングの仕事をしてきました。従来のコンサルサービスがコモディティ化し、当時はオープンイノベーションと口では言いながら実際にはそういう支援ができていなかったこともあり、事業を本当に成長させることを一緒に実現する会社は素敵だなと思いながら仕事をしていたんです。そんな時に偶然当社の存在を知り、やりたいことをやっている会社を見つけたと思いジョインしました。
入江
実際入社されてみて、特にどういう点が他のファームと違うと感じられていますか?
田代
私が入社した当時は、会社の色々な部分がまだ整備されておらず、それだけに自由度が高く、仲間と一緒にゼロから創り上げていける環境がありました。

本間
組織もできあがっていなかったので、一緒に創りながら走ってきた印象です。
安田
私が入った頃は有給休暇を使用する仕組みもありませんでした。ブラックという意味では決してなく、みんな自由に休みは取ってましたが、まだまだ制度を作るフェーズだったんです(笑)。
田代
スタートアップから始まり、今は色々な部分が整備され、大人な会社になってきています。安田さんは情シス、本間さんはブランディングや広報、私も一時人事部長のような役割を担っていた時期もありましたね。会社の組織もビジネスも同時並行で創りながら今に至ります。スタートアップにチャレンジすることを心配する人には、とても入りやすい会社になったかなと。一方で、新しいビジネスの立ち上げには皆強力にバックアップするので、良い面を残しつつ成長してきています。
本間
大企業でも新規事業を立ち上げる体制は充実してきていますが、当社が違うのはスピードです。半年から1年経つと、もう別会社かのように変化しています。

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本人の意思と多様性を尊重するカルチャー。その人なりの豊かなスタイルで結果を出せばいい。

入江
皆さんのそれぞれのチームで代表的なプロジェクトを教えていただけますか?
安田
大きく2つあります。1つは、企業の情シス運用を最適化すべく、内部に入って支援をする、いわゆるITコンサル的な仕事です。もう1つは、クライアントと一緒に最新のサービスを創っていく仕事です。例えば某大手製造メーカーとレベニューシェアでBtoBの業務効率化アプリケーションを一緒につくるプロジェクトを進めています。
入江
ストラテジーの組織は何名くらいいらっしゃるのですか?
本間
現在約30名弱の体制であり、1つのPJに約2~3名ずつアサインしています。プロジェクト例としては、大手家電メーカーでプリンタ事業が長期的には縮小トレンドながら収益性をもっと上げていけるのではという話があります。当社は「プリンタを売る」ビジネスモデルから切り替えて新規事業の企画段階から参画し、クライアントと環境分析によりアイデアを絞り込み、これからジョイントベンチャーを立ち上げて大規模なPoCを実施していく見通しです。他には、エレベーターの新しい価値創造や、大手SIerの新規事業支援等も手掛けています。また、大手EC企業のポイントプログラムについて今後は航空会社のようなリワードプログラムにしていきたいという話があり、現在実装段階に来ています。
永田
大手のクライアントはどのようなルートで貴社に依頼されるのでしょうか?
本間
知り合いから声が掛かることが多いですね。Facebookのメッセンジャーで仕事の依頼が来ることもあります。
田代
当社がスポンサーをしているラジオ番組から仕事につながることもあります。毎回テーマを設けて、その業界のトップランナーをゲストにお呼びしてパネルディスカッションを行うのですが、そのゲストの方と後々一緒に仕事をさせていただくこともありますね。
本間
私自身、一昨年そのラジオ番組にゲストとして呼ばれて「モビリティの未来」というテーマで話したことが入社につながりました(笑)。
田代
当社自身がスタートアップから始まり、毎年2倍以上の成長を果たしていること、自社から新規事業を生み出している実績があるので、イノベーションに興味を持ち変化を強く考えている伝統的な大企業から期待されている印象があります。変わりたいけど変われないことへの危機感とか、大手コンサルファームではなく違うところに頼みたいといった部分ですね。
入江
貴社オフィスの雰囲気や服装も、他のコンサルファームとは違いますよね。
田代
渋谷のベンチャーのコンサル会社です、と言えばこういう服装でも許されるかと(笑)。
本間
他のコンサルファームはコンサル経験のみの人も多いですが、当社はベンチャー立ち上げ経験者や事業会社出身のメンバーが多いので、説得力が全然違うと思います。
田代
当社にはワークデザインという組織があり、毎年働きがいのある会社ランキング(Great Place to Work)のベストカンパニーに選出されていて、来年は1位になろうという目標を掲げています。イノベーションを起こす組織として、良い仕組みを自社で創って外販していく役割を担います。採用のアウトソーシングや、イノベーターの紹介、イノベーションが起きる組織の診断ツールをつくって各企業に展開しデータを溜めていく、等を現在進めているところです。また、当社のオフィスは意匠にもこだわっていますが、集中する場所と活発にコミュニケーションをできる場所を意識的にゾーニングしています。今後は、音や室温や酸素量などの環境をコントロールすることにより、人のパフォーマンスをさらに向上させるような取り組みも進めます。このようなエクスペリエンスデザインを今後社外にも展開していこうと考えています。
入江
入社後、事業立ち上げ等に関われる機会は実際どれくらいあるのでしょうか?
安田
ファーストジョブで関われるとは限りませんが、定期的にメンバーの希望を確認して、出来る限り希望にあったアサインを行うようにしています。大手ファームでは1年間以上同じ案件に入るということも珍しくないですが、当社ではそれは無い。
田代
誰がどの部署に所属するかは、本人の意思を尊重します。今年入社した新卒社員にも希望部署を選んでもらっています。事業立ち上げについては、新事業を立ち上げたい数名が集まって事業計画をつくり、直接役員に提案する機会が用意されていて、ステージが進むと実際に登記をしてスタートアップを立ち上げることができます。現在も数名が準備中です。

本間
昨年は2つ新規事業が立ち上がっており、今年は4つくらい立ち上げようと目標を掲げています。何らかの意思がある人は、当社で非常に活躍する機会があると思います。
入江
入社後、テクノロジーからワークデザインに移る可能性もありますか?

安田
年間に何名かそういう異動をしているメンバーもいますね。
田代
クロスユニットでのプロジェクトを積極的に実施しています。これだけ色々なことができる人たちが集まっているので、組み合わせてやったほうがいいかなと。
入江
制度をうまく利用するぐらいの人が楽しめるということですね。

安田
様々な生き方があると思うので、仕事に重きをおく生き方もあれば、ハードに働いていて18時くらいには帰宅して子供と遊びたいなと望む人にも場所を用意できると思います。また、この2年間は少し働き方を緩やかにしたいというニーズに対応できる多様性もあります。
田代
我々は、豊かな人生のきっかけを提供したいという理念でやっています。四六時中働きたいという人だけに居てほしいわけでもない。その人なりの豊かなスタイルで、ここに集って結果が出ていればいいのかなと思いますね。
入江
ダイバーシティを実現できる企業が実際には少ない中、なぜ貴社はできるのですか?
本間
もともと何も無かったから、一から組織設計できたのが大きいと思います。組織をつくっている人間が大手のコンサルファームでハードワークを経験してきているので、やらなくていいことが何かを知っている。今は、やるべき本質的な仕事に集中できています。
田代
エンゲージメントが大きい人たちが多数いる中で成長してきているからかもしれないですね。大手ファームの焼き直しをつくりたいわけではないから、自分たちなりの充実した仕事って何だろうとか、価値のある働き方って何だろうと考え、実践してつくっています。

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事業会社志向の人にもぜひ来てほしい。本当にやりたいことを実現したいなら、当社はベストな選択。

入江
どんな経験や想いを持つ人が貴社にジョインされると、ハッピーになるでしょうか?
田代
大組織の中で歯車の1つとして活躍していた人や、やりたいことがあるのにやれずにもどかしさを感じている人、居場所が分からない人には当社の環境は良いと思います。
入江
お話を伺っていると、貴社は事業会社に行きたいという人にも合っていますよね。
田代
私も初めは転職先として事業会社を中心に探していたので、当社はそういう人たちの良い選択肢になるかと思います。
本間
事業会社に行くとその事業しかできなくなってしまいますが、当社なら違うこともできるのでいいと思います。事業会社でアントレプレナーになっていきたい人が、ここで事業を創って卒業していくのもありです。
安田
そうですね。本当は良い意味でどんどん卒業生が誕生すればよいのですが、みんな心地よいのかなかなか卒業しないですね(笑)。
田代
経営者になれる人をどれだけ輩出できるかということは意識しています。
入江
事業を立ち上げる人は、コンサルの仕事とどういう割合でやっているのですか?
田代
100%集中しないと事業は立ち上がらないので、転籍してずっと事業をやります。
本間
外部から資金調達を自分でしてくるつもりでやらないと潰れてしまうので、皆その覚悟を持ってやっています。お金を供給し続けると、甘えて自分でやらない人も出てくるので。
永田
お話をお聞きしていると非常に魅力的な環境と感じるのですが、一方で入社後苦労したことや難しさを感じた点はありますか?
本間
新規事業寄りの仕事が多いので、定型業務ではなくフワフワした話から自分でソリッドなものをつくらないといけない。これは慣れてない人には結構大変で、フリーズしてしまいがちなんですよね。マルチファンクションで動くことに慣れていないと、エンジニアやクリエイティブのメンバーと話すのに苦労したりします。
田代
多様性のいいところでもあるし、狭い視点でやっていると苦労するかもしれない。
安田
大手ファームの人がそのまま同じクラスでスライドしてくると、求められる責任は当社の方が圧倒的に大きいと思います。フェーズが変わるということは言えますね。
田代
確かに、入社当初はマネージャーがシニアマネージャー以上の仕事をしている感覚がありました。それがやりがいと感じられる人にはいい環境だと思いますが。
本間
会社が若すぎて組織ができあがっていないので、仕事をやりながら組織も創っていくことになる。でも四半期後、半年後にはどんどん違う会社になっていくので、そこに追い付いていかないといけないというスピード感も挙げられますね。
田代
社内の人材育成やファミリーデーなどのイベント企画準備等、皆各自の仕事もしながら並行して進めています。勉強会も自発的にやっていますが、プロジェクト外での活動時間が多い人も結構いるので、どこまで参加するのかは自分で見極める必要があると思います。
入江
最後に、この記事を読んでいる方にメッセージをお願いします。
本間
コンサルファームでこのままシニアマネージャーとかパートナーになるというキャリアは違うと思っている方や、新しい事業や商品等の価値を創っていきたい方、紙をつくるだけで世の中に貢献しているのか疑問に思っている方にはぜひ当社に来て欲しいです。また、クライアントが求める上質なものを考えるときに、日頃から良いものに触れている人でないとつくれませんので、良いものは何かを常に考えている人がいいですね。
田代
当社のアイデンティティとして、何をするにも格好いい方が良いし、クールでありたいので、この価値観に共感できる人が良いなと思います。
安田
今年、デジタルユニット/テクノロジーユニットとは別に、先進技術を研究する部門を立ち上げました。現在は慶應義塾大学メディアデザイン研究所と一緒にVR技術を用いた視野拡張の研究を行っています。
普通の会社で一社員がこんなことをやりたいと言い出したら、きっと相手にされませんよね(笑)。当社にはやりたいことを否定する風潮はありません。本当にやりたいことをやろうと思える人、手を挙げるという人には素敵な職場だと思います。


構成:神田 昭子
撮影:出島 悠宇

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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