20代30代でも、経営は担える。アジアへ向けて経営者を輩出するプラットフォームを、ここで創りたい。 20代30代でも、経営は担える。アジアへ向けて経営者を輩出するプラットフォームを、ここで創りたい。

Vol.17

20代30代でも、経営は担える。アジアへ向けて経営者を輩出するプラットフォームを、ここで創りたい。

YCP Japan(旧ヤマトキャピタルパートナーズ)

代表取締役片野 大輔氏

20代後半から30代前半のコンサルティングファーム出身者や投資銀行出身者が集い、高い志を掲げて2011年に設立されたYCP Japan(旧ヤマトキャピタルパートナーズ)。経営コンサルタントとしてキャリアを積んでいた片野氏も、そこに参画した一人である。片野氏は、どんな思いでこちらに加わり、ここで何を成し遂げようとしているのか。
自分たちのブランドで事業をやりたい。そんな思いからYCPグループへ。
入江
片野さんがYCPグループに入社されるまでのご経歴を教えてください。
片野
東京大学の工学部を卒業後、新卒でドリームインキュベータに入社し、そちらで戦略コンサルティングとベンチャー投資や経営支援に3年半ほど携わりました。その後、ボストン・コンサルティング・グループに移籍し、引き続きコンサルティング業務を担い、2014年からこちらに参画しています。
入江
新卒でドリームインキュベータを就職先に選ばれたのは、どのようなお考えからですか。
片野
もともとコンサルティング業界に関心がありました。私は父親が事業を営んでいたこともあり、学生時代から「経営」を身近に感じていましたし、またサークルやボランティア団体のリーダーを務めた経験を通して、人を動かして組織を変えていくことにも興味がありました。大手のグローバルファームに進む選択肢もありましたが、私が就職活動を行っていた2000年代半ばの頃は、国内で有力なベンチャーが続々と誕生していて、リスクを取って投資家に近い目線で事業に関わる経験もしてみたいという思いもあり、戦略コンサルとベンチャー投資、その両方を学べるドリームインキュベータに魅力を感じて入社したのです。
入江
その後、どういう経緯でボストン・コンサルティング・グループに移られたのですか。
片野
私が社会に出てしばらくしてリーマンショックが起こり、ベンチャー市場が急速に萎みました。それにともない、より多くの大企業に対するコンサルティングを経験したい考えで、ボストン・コンサルティング・グループに移りました。もともとドリームインキュベータはボストン・コンサルティング・グループの出身者が立ち上げたファームであり、カルチャーギャップもそれほどないだろうと。
入江
ボストン・コンサルティング・グループでは、どのような案件を?
片野
リテールや消費財、通信・メディア企業などをクライアントに、ビジョン策定や個別の戦略構築および実行支援などに携わりました。事業計画構築、新規事業立上げ、M&A戦略立案、営業戦略構築など、さまざまなコンサルティングに関わりました。
入江
ドリームインキュベータとボストン・コンサルティング・グループという、性格の異なる2つのファームで経験を積まれて、片野さん自身が得たこととは何ですか。
片野
ドリームインキュベータは、純粋に企業の戦略を考えるプロジェクトが中心のファームであり、経営戦略を立案する力は養われたように思います。また、ベンチャーインキュベーションにも関わっていましたので、投資家としてビジネスモデルや経営者とどう評価するか、という視点も得られました。一方、ボストン・コンサルティング・グループは、描いた戦略をクライアントが自ら実行に移すレベルまで踏み込んでいく。誰にどのようなコミュニケーションを取れば大企業が動くのか、そうした現場でのプロジェクト遂行力を鍛えられました。
入江
そしてYCPグループに参画されたわけですが、片野さんはなぜ、新しいキャリアに挑もうとされたのでしょう?
片野
端的に言えば、自分たちのブランドで事業をやりたい、という思いからです。実は、YCPを創業した代表の石田は大学時代の私の先輩で、当時から交流があり「いつかは一緒に事業をやろう」という話をしていました。彼から誘いを受けて、経営陣の一角としてこちらに参画しました。

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20代30代でも、経営は担える。アジアへ向けて経営者を輩出するプラットフォームを、ここで創りたい。 20代30代でも、経営は担える。アジアへ向けて経営者を輩出するプラットフォームを、ここで創りたい。
こちらに参画して「経営者」と「投資家」、どちらの能力も鍛えられた。
入江
片野さんご自身もまだ20代ですし、YCPグループの経営陣はみなさんほぼ同年代の若い方々ばかりです。どのような人材が集まっているのですか。
片野
代表の石田はゴールドマン・サックスの投資部隊でキャリアを積んだ人間であり、そのほか、外資系メーカーでマーケティングを担っていた人間や、私のようなコンサルティングファーム出身者など、その経歴はさまざまです。
入江
YCPグループではいま、どのような事業を展開しているのですか。
片野
完成されたプラットフォームの上で仕事をするのではなく、自分たちがやりたいことを実現できるプラットフォームを自ら創りたい、というのが我々の志です。多様なプロフェッショナルファームで経験を積んだ人材が、それぞれのバックグラウンドを活かしながら、自分のやりたいことを追求しています。事業としては、経営やファイナンス、マーケティングの領域においてアドバイザリーサービスを提供する「マネジメントサービス事業」と、中小企業や新興企業に対してリスクマネーを提供する「投資事業」、そしてクライアントおよび投資先の海外展開を支える「海外展開支援事業」の大きく3つを展開しています。
入江
さきほど「自分たちがやりたいことを実現できるプラットフォームを創りたい」というお話がありましたが、具体的にはどんなビジョンを描いているのでしょう?
片野
我々が創りたいのは、プロフェショナルファームで数年経験を積んだ人材が、若いうちからひとつの会社の経営のポジションを任され、プロの経営者としてのキャリアを重ねられる場です。それも国内だけではなく、グローバルで活躍できるリーダーを育てていきたい。YCPグループは、そうした経営者を輩出するプラットフォームであり、またそのポジションを提供し、自ら収益を上げるための投資プラットフォームにしたいというのが我々の考えです。事実、現時点で社長の肩書を持っているメンバーはすでに10名に上っており、グループ会社や投資先企業の経営にあたっています。社員の半数は経営者としての仕事をしている計算になりますね。
入江
YCPグループでは、経営者になるための教育にも力を入れているとうかがいました。
片野
弊社には、「自ら経営に携わりたい」というコンサルティングファームから移ってくる人が多いのですが、コンサル出身者は経営戦略には長けていても、意外と経営に関する実務経験がなかったりする。コンサルに求められるものと、経営者に求められるものは幅が違う。そこで、「YCPアカデミー」と銘打ち、毎週、法務や会計、営業手法などに関してナレッジを共有する勉強会を開催しています。OJTだけでは、アサインメントによって得られる知識が偏るので、このアカデミーを通して平準化を図るのが狙いです。さらに、外部から経営者の方をお招きして話をうかがうなど、経営者としてのマインドを養う場も設けています。
入江
そんななか、片野さんはYCPグループで具体的にどのようなポジションを担っているのでしょうか。
片野
私はいま、先に触れたマネジメントサービス事業を担うグループ会社、YCP Japanの代表取締役を務めています。弊社のマネジメントサービスの特徴は、通常のファームのようにクライアントの経営テーマに対して、単にリサーチして戦略を立案して意思決定を支援するというのではなく、クライアント先で担当役員や事業部長といったポジションを任せていただいて出向し、一人称でPLに責任を持ち、人事権も持って事業に臨んでいくスタイルです。
入江
そこにも「経営者を輩出していく」という御社の姿勢が表れていますね。
片野
弊社のマネジメントサービス事業なら、コンサルタントという次元を超えて、経営者に近い経験ができると思います。また、私が担う役割としては、YCP Japanの代表取締役のほかに、ホールディングスの経営陣の一人として、投資案件の決定にも関わっています。
入江
片野さんは「経営者」でもあり「投資家」でもあるわけですね。
片野
はい。その両方を経験し、自分で事業を起こして動かせる人材になりたいというのが、もともと私が抱いていたビジョンでしたし、まさにYCPグループはそれがかなえられる場だと思っています。

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20代30代でも、経営は担える。アジアへ向けて経営者を輩出するプラットフォームを、ここで創りたい。 20代30代でも、経営は担える。アジアへ向けて経営者を輩出するプラットフォームを、ここで創りたい。
YCPグループには、若くして経営にトライできる機会が溢れている。
入江
片野さんがYCPグループに参画して、新たに獲得された知見や能力は何ですか。
片野
いま、YCP Japanの代表取締役としてマネジメントサービス事業を率いているわけですが、提供するサービスは過去に培ってきたコンサルティング経験の延長線上にあり、その点ではキャリアに大きなジャンプはありません。一方、YCP Japanという企業を「経営」するという意味では、当然、ファイナンスや人事労務などの知識が求められ、それはこちらで新たに身につけたことです。さらに、ホールディングスで投資案件の決定に携わる際は、その事業が将来どのぐらいキャッシュを生むのかをジャッジするなど、まさに投資家として能力を要求される。それはコンサルティングとは次元の異なるものであり、代表の石田をはじめ投資のプロたちと関わるなかで、その力が磨かれましたね。
入江
片野さんの今後のキャリアビジョンをお聞かせください。
片野
私自身はやはりこの会社の経営陣として、YCPグループをさらに大きくしていきたいですね。ここには同世代で本当に面白い人間が揃っているので、彼らと一緒にもっと大きなフィールドに挑んでいきたい。そして、20代30代の若い人間でも経営はできる、ということを社会にアピールしていきたいですね。
入江
YCPグループは昨今、特にアジアにフォーカスされているようですね。
片野
はい。ここ数年はアジアへの進出を加速させていく考えです。すでに上海、香港、シンガポール、バンコクに拠点を設けています。また、投資先として中国企業の買収も果たしており、そちらにも現地に経営人材を派遣しています。アジアで日本人の経営者が多数活躍するようになれば、日本という国のプレゼンスも高まっていくはず。我々が投資し、経営にあたることで、日本はもとよりアジアの中で埋もれている良いサービスを、グローバルに展開していきたいですね。
入江
これから本格的に事業を拡大していかれるということですので、いまYCPグループに参画すれば、さまざまなチャンスが手に入りそうですね。
片野
その通りです。まだ会社そのものを創り上げているような段階ですので、早ければ早いほどチャンスは大きいと思います。特に、将来経営者になりたいと考えているコンサルタントの方は早くチャレンジしたほうがいい。ファームに5年も在籍すれば、コンサルタントとしての思考法やコミュニケーション力が身につき、ワークスタイルもだいたい確立すると思います。そうしたベーシックなスキルが養われた段階で、経営のポジションにトライすべきではないかと。
入江
そして、若くして経営のポジションにチャレンジできる機会が、YCPグループには豊富にあると。
片野
はい。経営者を志向するコンサルタントが20代で大企業に移ったとしても、その年齢では企業の意思決定に関わるのはなかなか難しい。YCPグループは、超大手企業の経営を担えるわけではありませんが、数十億から数百億円規模の企業に対して、手触り感があるなかで経営ができる。我々が築いたプラットフォームの上で、何度でもそうした経験が味わえる。そこに魅力を覚える方であれば、ご自身のキャリアを高める上でYCPグループほど格好の場はないと思いますね。

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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