コンサルタント転職のこぼれ話
ポストコンサル(EXコンサル)のハイクラス転職で求められること

キャリアコンサルタント 永田 憲章

ポストコンサル(EXコンサル)のハイクラス転職で求められること

弊社はマネージャー以上のハイクラス転職支援で26年の実績があり、企業様からハイクラスポジションをお預かりしてします。
 
ポストコンサル(EXコンサル)のハイクラスポジションとして事業会社のマネジメントクラスやファンドの投資先がありますが、コンサルタントとしての経験に加えて事業会社における経験を求められることが多くあります
 
何故、事業会社における経験を求められるのでしょうか。
 
その答えのいくつかをコンサルタントを経て現在は事業会社で活躍されている方々に本サイトのインタビューを通じてお聞きしてきました。
 
『いくらコンサルタントとしてキャリアを積んでも得られないものもある。それは、キャッシュの重みを感じながら事業に関わるという経験。確かにコンサルタントは、さまざまな経営者の考え方に触れる機会には恵まれますが、背水の陣でそれを実践することはない。事業会社で重要なのは、やはりそこなんですね。』
 田村 誠一氏(https://kc-consul.com/interview/consultant-post/vol24/
 
 
『概してコンサルタントの方は、もっと高いレイヤーで大きな戦略を描き、抽象的な概念で物事を整理することに留まってしまう事が多いのですが、そうした人材は当社には向いていない。事業家として大切なのはその後の具象化であり、現場の最前線でのエクゼキューション能力です。』
 梅田 優祐氏(https://kc-consul.com/interview/consultant-post/vol40/
 
 
経営や事業の本質的な課題を見極められるコンサルタント出身者を多くの事業会社が求めていますが、ハイクラスポジションで入社する場合には早期に成果を出さなければならず、コンサルタントとしての経験+αが必要になっていきます
 
 
ボストン・コンサルティング・グループの国内採用第1号コンサルタントであり、株式会社ミスミグループを社員340名の商社からグローバル1万人の国際企業に変身させた三枝匡氏の著書「ザ・会社改造」の中にも答えにつながる学びがありました。
 
三枝氏は、プロ経営者として目標にしている定義の中で
 
●幹部や社員の心と行動を「束ね」、組織の前進を図れること
 
●過去に、修羅場を含む「豊富な経営経験」を積んでいて、難しい状況に直面しても、これは《いつか来た道》《いつか見た景色》だと平然としていられること
 
を挙げられており、これらは事業会社でリアルな経験を積む以外には身につけられないものと感じます。
 
 
最近は、コンサルファームにおいても、事業会社への出向やJV設立に伴う事業推進などの機会が増えていますし、より現場に近いプロジェクトへのアサインを希望することもできます。
 
ポストコンサル(EXコンサル)のハイクラス転職では事業会社、あるいはそれに近しい環境での豊富な経験が求められることを意識いただき、早め早めのアクションを取っていただければ幸いです。
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