コンサルタント転職のこぼれ話
ビジョナリーな経営者が求めるナンバー2

キャリアコンサルタント 入江 祥之

ビジョナリーな経営者が求めるナンバー2

ここ最近、著名な経営者の右腕として活躍されているナンバー2の方々3人と連続でお会いする機会がありました。全て経営者が非常にビジョナリーで急成長している会社です。優秀なナンバー2というのは、もちろん定義化されたものではないですが、私なりに感じた共通点などを記しておきたいと思います。

■経営者へのリスペクト
3人とお話して感じるのは、自社の社長(経営者)への強い尊敬の念、出会いへの感謝です。
以下は、3人が自社の社長に対して表現したコメントの幾つかです。もちろん優秀な経営者ゆえではありますが、こんなふうに思ってくれるナンバー2と出会えた経営者の方々も、とても幸運だなと思いました。

・志を持っている人(社長)には敵わない。
・突き抜けたビジョンを持つのはファウンダーしかいない。
・社長は人生を賭けているので、全てを突っ込んでいる。
・こういう人が社会を作っている。
・社長の言っていることは社員には分からないが自分には分かる。
・自分は母親のような存在。子供(社員)を守り、父親(社長)の考えをわかりやすく伝える。
・よく優秀なナンバー2を採用したい、と経営者から相談を受けることがありますが、正直それは貴方(経営者)次第、だと思う。

■実体験に基づく信頼関係
この3人は、全員社長から直接誘われて入社されています。ファンドとしての支援・被支援側の関係や、学生時代の先輩後輩の関係から採用に至っています。ビジョナリーな経営者は、ビジョンの実現、社会インパクトを共に追求できる人を探しており、そのため本当に価値観の合う人を求めています。我々エージェントの介在価値が薄れかねないので言い方は難しいですが、実際の仕事ぶりや人となりをよく知っている人は確実であり、安心感があります。キャリアの道は、日頃の仕事ぶりや信頼関係から拓かれていくものだと、痛感します。

■人生の価値観
また、3人とお話ししていると、人生における価値観が少し似ているように感じました。以下は3人のコメントの幾つかですが、金銭的なことよりも優先するものが明確な点が、共通していたように思います。

・自分は家族を食べさせられれば十分で、これ以上、お金がいらないことがわかった。
・ある時からお金からの解脱があった。
 ※お金にケリをつけた、という表現をされた方もいらっしゃいました。
・生活水準を上げないようにしている。
・自分のやっていることの直線上が人生の目標だということが本当に幸せ。
・自分の子供に誇れる仕事をしていたい。
・30歳までは魅力のない人間だったが、生きる意味を感じて変わった。

以上、私自身が感じたことを徒然に書き連ねましたが、ビジョナリーな経営者の右腕として活躍したい方、また優秀なナンバー2を求めている経営者、その両者にとって少しでも参考になれば幸いです。
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