コンサルタント転職のこぼれ話
経営者を目指す方へ古典のススメ

キャリアコンサルタント 永田 憲章

経営者を目指す方へ古典のススメ

米大リーグで今季のア・リーグの最優秀新人(新人王)に輝いたエンゼルスの大谷翔平選手が先月22日に行った帰国会見。
 
会見の模様をウェブメディアで読み、大谷選手が話した次の言葉が強く印象に残っています。
 
上にいけばいくほど人間的に素晴らしい選手が多いなと感じます
 
トップ選手がなぜトップでいられるかを観察し、その要素に人間性を感じ取る大谷選手もまた素晴らしいですし、同時に、技術や身体能力が非常に重要と思われる世界であっても人間性が成功の鍵を握っていると知る機会となりました。 
 
ビジネスの世界ではどうでしょうか。
 
ファーストリテイリングの柳井氏は、人を採用する際には「人間としてどうか、具体的には真善美を判断できる人かどうか」をまず見るといいます。
 
グーグル人事担当上級副社長のラズロ・ボック氏は、著書「ワーク・ルールズ」においてグーグルで成功する人材の要素の1つは「きわめて誠実である」ことと書かれています。
 
単に誠実ではなく、”きわめて”誠実と書かれていることが特筆すべき点と感じます。
 
 
スポーツの世界であっても、ビジネスの世界であっても人間性が重視されていることは明らかですが、それでは人間性を高めていくにはどうすれば良いのでしょうか
 
人間性を高めるといっても、何らかのKPIで測れるものでも、短期的に成果が得られるものでもなく、難しさがあります。 
 
ちなみに弊社では、キャリアコンサルタントという仕事は全人格が問われる仕事であると考え、人間学を学ぶ月刊誌『致知』を毎月購読し、社員全員で読み合わせをしています。
 
2018年12月号の致知の冒頭文に人間力を高めるためのヒントが書かれていました。

 
---------------------------------------------------------------------------ここから引用
『致知』が届けたいと思ってきたものの源流は、安岡正篤師の言葉にある。
「古典と歴史と人物の研究ーこれなくして人間の見識は生まれない」
人物を修めていく上で欠かせない要諦を師の言葉は端的に示している中でも大事なものは古典である。古典を真剣に学べば自ずと歴史を知り、人物を学ぶことになるからである。
---------------------------------------------------------------------------引用ここまで
  
今、世の中のビジネスは大きく変化していますが、長い歴史を紐解けば世の中が大きく変わるような出来事は数多く起こっており、古典はその時々でリーダー達を支え続けたはずで、その意味でも古典から学ぶことは非常に多いと言えます。
 
 
コンサルタントをされている方の中には、経営者を目指される方もいらっしゃると思います。
もしよろしければ、この年末年始に、古典を手にとってみてはいかがでしょうか。
 
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