従来のメソッドではもはや問題は解決できない。腰を据えてじっくり専門性を磨き、業界事情に精通した者が結集して、真に実現性のある解決策を導く。そこにNRIの存在意義がある。 従来のメソッドではもはや問題は解決できない。腰を据えてじっくり専門性を磨き、業界事情に精通した者が結集して、真に実現性のある解決策を導く。そこにNRIの存在意義がある。

Vol.19

従来のメソッドではもはや問題は解決できない。

株式会社野村総合研究所

代表取締役社長此本 臣吾氏

各自が専門性を究めて培った「知恵」こそ、NRIの大きな強み。
入江
「現場に入り込み事実を突き詰める」ことがNRIのコンサルティングの前提とのことですが、それは御社のカルチャーとして根づいているのでしょうか。
此本
おっしゃる通りで、それはNRIのこれまでの歴史も大きく影響していると思います。NRIは日本初の民間総合シンクタンクとして発足し、リサーチ業務からスタートしたファームです。私が入社したのは、まだリサーチ業務が事業の100%を占める80年代半ば頃でしたが、当時、先輩から『1つのセンテンスに100のエビデンスを準備せよ。1つのメッセージを発するにしても、そのぐらいファクトを突き詰めないとお客様に出してはならない』と叩き込まれました。そうしたDNAはいまでも受け継がれています。また、当社はリサーチ業務が出自であるため、それぞれが自分の専門性を究めようとするカルチャーがあります。当社は終身雇用を前提としており、いわゆる“Up or Out”で定期的に人材が入れ替わる組織ではありません。みな腰を据えてじっくりと専門性を築き上げていくため、さまざまな業界や顧客に対する知見が蓄積されています。業界の事情に精通し、業界の動向を先読みする力も、お客様から評価いただいている点の1つです。
入江
そうした専門性の高さも、御社の大きな強みの1つであるわけですね。
此本
NRIのコンサルティング事業本部は、現在600名ほどのコンサルタントを擁していますが、それぞれが絶えずお客様の深い悩みに真摯に向き合い、必死に考えて問題を解き明かすことで、地に足のついた「知恵」を豊富に培っています。すなわち、当社は600人の優れた知恵が1つの場所に集まり、それらを融合できるということであり、それは確かに私たちがコンサルティングを展開する上での大きな強みになっていると思います。
入江
NRIのコンサルティング事業本部は、どのような体制でビジネスを行っているのでしょうか。
此本
当社のコンサルティング体制は、大きく2つの軸に分かれています。1つは、自動車や電機など業界カットでサービスを提供しています。そしてもう1つは、人事やマーケティング、ガバナンスなどソリューションカットでサービスを提供しています。業界カットのコンサルタントは、アカウントマネージャーとして自分の担当クライアントを持ち、お客様のあらゆる課題を理解し、社内の専門家を束ねてチームで問題解決にあたっていきます。一方、ソリューションカットのコンサルタントは、中には担当顧客を持っている人もいますが、基本的には専門性を高め、さまざまなお客様と自分の機能とを掛けあわせて、提供できるソリューションの幅を広げていきます。そしてもうひとつ、当コンサルティング事業本部が担っているミッションがあります。それは、グローバルなビジネス展開をリードしていくこと。私たちは日本発のファームであり、ここ東京がグローバルのヘッドクオーターです。現在、欧米やアジアに10に及ぶ拠点を設けていますが、同じ機能を有する各国のチームと連携し、グローバルでの事業計画を策定したり、あるいはグローバル事業を実際にオペレーションするというポジションで活躍することも、当社では可能です。
入江
自らグローバル事業をリードできるというのは、外資系のファームとは大きく異なる点ですね。コンサルタントの方が海外に赴任する機会もあるのでしょうか。
此本
ええ。現地法人のマネジメントにあたっている社員もいます。ですから、グローバル志向の方も大いに歓迎したいですね。

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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