NRIだからこそ発揮できる総合力で、お客様に密着し、期待に応える。

Vol.32

NRIだからこそ発揮できる総合力で、お客様に密着し、期待に応える。

NRI 野村総合研究所 システムコンサルティング事業本部

金融ITコンサルティング部 上級システムコンサルタント李 智慧氏

グローバルITコンサルティング部 上級システムコンサルタント木部 雄一氏

社会ITコンサルティング部 主任システムコンサルタント村川 友章氏

公開日:2016.03.11

インタビュアー 入江・永田

「未来社会創発企業」として、予測・分析・政策提言などによって問題発見から解決策を導く「ナビゲーション」と、その解決策を業務改革やシステムの設計・構築・運用によって実現する「ソリューション」をともに究める野村総合研究所(NRI)。その架け橋となる「システムコンサルティング事業本部」への転職者3名の方に、NRIでキャリアを積む魅力についてうかがった。

Message

通信サービス企業の営業担当、ユーザー企業のIT部門のスタッフ、ITベンダーのSEなど、転職者の経歴はさまざま。

入江
まずはみなさんがNRIに入社されるまでのご経歴と、こちらに転職された経緯をお聞かせいただけますか。
李 智慧 以前は国内の大手通信サービス企業でグローバルネットワークの法人営業に携わっていました。お客様に良い提案をするために、IT関連の様々な勉強をし、高度な資格も積極的に取得しましたが、通信サービス会社でしたので提案範囲がどうしてもネットワーク関連に限定されがちでした。私は、特定の分野に縛られることなく、お客様にとっても最も役に立つ提案をする立場になりたいと思い、システムコンサルタントになろうと考えました。そして、プロフェッショナル集団というイメージが強かったNRIに転職しました。
木部
私は大手航空会社からの転職です。社内のIT部門に所属していました。当時、困難な課題に直面していたため、NRIのシステムコンサルティング事業本部に支援をお願いしました。NRIが海外の他社事例も含めてITマネジメントに関する様々な知見を提供してくれたおかげで、課題を解決することができました。他のコンサルティング会社にも支援してもらいましたが、NRIが最も先進的かつ献身的でした。クライアントのために懸命に働くその姿に感銘を受け、私もITマネジメントに悩む企業の力になりたいとNRIへの転職を決めたのです。
入江
ユーザー企業のIT部門から、NRIに転職する方もいらっしゃるのですか?
木部
結構いると思いますよ。私が知る限りでもユーザー企業のIT部門から転職して、今では役員になった人もいますし、みなさん活躍されていますね。
村川
私は新卒で外資系のITベンダーに入社し、そちらで7年半ほどSEとしてアプリケーションの開発を手がけました。もともとIT業界に入った時から、まずは開発を経験して技術を身につけ、将来はコンサルタントを目指したいというキャリアプランを描いていたので、そろそろいいタイミングではないかと転職を考えるようになりました。いくつかのコンサルティング会社を検討しましたが、それまでのシステム構築の経験をいちばん評価してくれたのがNRIでした。ここなら自分が望むキャリアを実現できそうだと入社を決意しました。
入江
では、NRIに入社されてから、みなさんがこれまでどんな案件に携わってこられたのか教えてください。
村川
私は前職のITベンダーで官公庁系のシステム開発に関わっていたこともあって、こちらに入社してからも官公庁のお客様を担当することが多いです。お客様とともに次期システムの構想を考え、お客様のもとでプロジェクトマネジメントを支援しながら、開発を推進しています。
木部
私は入社以来、お客様の経営層に対してITに関する意思決定支援をおこなっています。たとえばIT部門の構造改革を検討されているお客様に対して、その是非を経営層と議論したり、実行のためのスキームを考えたり、あるいは日々のIT部門と事業部門とのコミュニケーションをサポートしたりと、さまざまなテーマに知恵を絞っています。
私は入社後、あるお客様の大規模なシステム更改のプロジェクトマネジメントに関わり、約3年半かけてプロジェクトを無事完了しました。お客様はそのことを評価してくださって、それに続くシステムの構想・計画の策定や調達支援、プロジェクトマネジメント支援、システム運営支援など、長期間にわたって支援させていただきました。

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お客様目線を徹底して貫き、あらゆる課題に応えていく。

永田
システムコンサルティングにおけるNRIの強みはどこにあるとお感じですか。
「顧客志向」だと思います。先ほどお話ししたお客様のシステム更改プロジェクトでは、我々がシステムコンサルタントして参画させていただき大改革を実行しました。そのお客様のシステムは、1社に一括発注していたためにシステムがブラックボックス化し、開発・運用のコスト高を招いていました。そこで我々は、マルチベンダー化を提案し、安全性や信頼性を損なわないよう、どうシステムを分割して、どのようにベンダーを選定していくか、お客様が適切な判断をできるように支援をおこなってきました。お客様にとって何がベストなのかを徹底的に考えるというDNAがNRIの強みだと思います。
村川
「総合力」もNRIの強みですね。NRIは、社会や企業に向けて提言をおこなう「ナビゲーション」と、的確な解決策を講じる「ソリューション」の2つの機能を持っています。2つの機能を掛け合わせることで、付加価値の高いシステムコンサルティングができるのだと思います。自社の開発部門が手がけた事例はもちろん、業界の動向や他社の事例に関する情報も入手しやすいポジションにあるので、それらを駆使してお客様にとって本当に有益な提案ができるのです。
木部
木部 雄一 NRIは、野村證券のコンピュータ部門が出自であり、もともとユーザー企業の立場でした。ですからユーザー企業が何を求めているのかをきちんと理解して、地に足のついたコンサルティングができるのもNRIの強みだと思います。たとえば、お客様からシステムの妥当性を評価してほしいという要請があった場合、発注者側と受注者側、両方の目線から提言できる。ときには、お客様の利益を考えるとシステムを開発しないほうがいいという、お客様の考えと反する提言を敢えて行うことも。そうした姿勢がお客様からの信頼を得て、仕事がどんどん広がっていく。そういうところもNRIの強みですね。
永田
NRIでシステムコンサルティングをおこなう上で、苦労をお感じになるのはどんな時ですか。
NRIにはお客様には完璧なものを提供するという姿勢が根づいていますので、極限まで考えるという努力が絶えず求められます。お客様からの我々に対する期待値が非常に高いので、それに応えていかなければならないというプレッシャーはあります。NRIは、アウトプットの「品質」に対するこだわりがきわめて強い企業です。
木部
お客様から「NRIならどんな問題でも解決してくれる」と思われているところもありますし、そうしたお客様の期待を裏切りたくないと、社内の知恵を総動員していつも必死に奮闘しています。それを乗り越えた時に自分の成長を実感しますね。
村川
システムコンサルティングは、確かな正解がない課題に常に立ち向かっていくという仕事です。このような課題は、ITだけでなくお客様の業務についての高い専門性と、他社事例や海外の動向といった幅広い知識を持っていなければ、解決することができません。非常に大変ですが、それだけにやりがいもあります。

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システムコンサルタントとして成長するには絶好の環境。

入江
NRIに転職されてみて、NRIはどのようなカルチャーを持つ企業だと捉えていらっしゃいますか。
村川
村川 友章 システムコンサルティング事業本部は、NRIの中ではそれほど大きくない組織なのに、実にさまざまな専門性を持った人材が揃っているということ。能力の高い尖った方がたくさんいらっしゃいますし、そうしたみなさんとチームを組んで一緒に仕事をすると、新たな気づきが次々と得られてとても刺激的です。
木部
前職との比較で言えば、上司、特に部長との距離が非常に近いですね。組織がきわめてフラットで、部長も一人の専門家という立ち位置で現場にどんどんアイデアを出していますし、良い仕事をするために周囲の方々が本当に協力してくださる。それが質の高い提案につながっているのだと思います。
チャレンジを後押ししてくれる会社ですね。私はグローバルで活躍したいという思いがあったので、社員自らが企画してイノベーションを起こすという社内横断活動「NRIイノベーションフォーラム」に参加して、積極的に活動しました。会社は、必要な活動費を出してくれたり、経営層に直接プレゼンテーションする機会を作ってくれたりもします。NRIは意欲と能力があればこうした機会を積極的に提供しています。
入江
コンサルタントは激務だという印象がありますが、労働環境はいかがですか。
木部
労務管理はしっかりしていますね。会社としても、長時間労働を抑えワークタイムバランスを向上させることに力を入れていて、社員の健康にはとても気を配っています。社員ひとりひとりが健康で能力を発揮できてこそ、会社の成長があると考えているからです。
実は、先月は出張が続いたり休日出勤したりととても忙しかったのですが、上司から「今月は平日に代休を取るように」というメールが送られて来ました。部員一人一人の勤務状況をちゃんと見てくれていますね。
入江
そこまで徹底されているのですか。コンサルティング会社では珍しいですね。
村川
NRIは裁量労働制を導入しています。社員の評価は、働いた時間ではなく、成果で決まります。効率的に働いて成果を出そうという考え方なのです。
木部
システムコンサルタントは一生勉強していかなければならない職種なので、そのための時間はきちんと設けようという会社の姿勢も感じています。
入江
では最後に、いま転職活動をされている方々にメッセージをお願いします。
村川
システムコンサルティングの経験がなくても、周囲の人の知見を吸収しながら、システムコンサルタントとして一人前に成長できる環境が整っています。ぜひチャレンジしていただきたいですね。
木部
NRIは現在「グローバル」に向けた取り組みに注力していて、コンサルティングとソリューションを併せ持つという強みを武器に海外展開を推進しています。私も今、アジアに駐在し、お客様のCIOのもとで新しい企画を考えるポジションを担っています。グローバルにチャレンジしたい方には、いまは本当にいいタイミングだと思います。
NRIのコンサルティング部門には「異才融合」という言葉があります。多種多様なプロフェッショナルの英知を結集することで、高い付加価値が生まれるという考え方です。そうした環境の中で、新しいことにチャレンジして自分のキャリアを高めたい方には、NRIは絶好の環境だと思います。

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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