アクセンチュアが卓越したバリューを出し続ける秘訣とは? アクセンチュアが卓越したバリューを出し続ける秘訣とは?

Vol.10

アクセンチュアが卓越したバリューを出し続ける秘訣とは?

アクセンチュア株式会社

素材・エネルギー本部Y.W.氏

経営コンサルティング本部D.S.氏

顧客を第一に考え、顧客の期待を超えるアウトプットを追求し続ける組織文化
永田
中途入社されて、アクセンチュアにはどんなカルチャーや風土があると感じますか。
D.S.
わかりやすい表現でいえば、アクセンチュアは狩猟民族、前職は農耕民族のような違いがあって、カルチャーの面でも仕事の仕方でもかなり違いがあります。個人的には、狩猟民族系のタイプがアクセンチュアに合うと思います。
入江
確かに、アクセンチュアでは、何かやりたいことがあって、その自己実現のためにアクセンチュアを利用する位のタイプのほうが合うように感じますね。Y.W.さんは入社されて、どんな印象を受けましたか。
Y.W.
実は入社する前はそれほどよい印象は持っていませんでしたが、実際に転職してみると懸念していたことは払しょくされ、当たり前のことを当たり前にやっている会社でした。中途採用で入社するとやりづらさがあるかと思いましたが、そんなこともありませんでした。プロジェクトに入ったら120%お客様のことを考えて、限られた期間のなかでどんなアウトプットを出すかということだけに集中できる。そんな環境があるので、非常にやりやすいと感じています。
入江
Y.W.さんは前職も外資系企業でしたが、カルチャーの違いは感じますか。
Y.W.
前職はどちらかというとカルチャーが日本企業よりでした。最近は制度変更や徹底したコスト削減などに取り組んでいると聞きますが、組織文化には年功序列の色彩が残っており、階層がしっかりしていて所属部門もきちんと決まっています。さまざまな部署から人が集まりプロジェクトが遂行されるのはアクセンチュアと一緒ですが、前職ではプロジェクトマネジャーと同じくらい組織の所属長が権限を持ち、個人の評価に関わります。一方、アクセンチュアでは所属部署は当然あるもののそれほどかっちりした枠組みではなく、評価は同じプロジェクトに関わる人間によって行われます。ですから、ほとんど顔を合わせたことのない人にいきなり評価を下されびっくりする、というようなことはあまり起こりません。両社とも相対評価なのは同じですが、アクセンチュアは自分が高い評価を得るために努力し続けるカルチャーが強いと感じます。相対評価は全員が期待以上のパフォーマンスを出しても相対的な順位が付けられる厳しさがありますが、皆、それをきちんと理解したうえで努力しています。
D.S.
評価はとても真面目に、かつ公正に行っています。マネジャー以上が集まって、「この人はあの人よりも上」と全員の評価を並べ、1位から順位をつけていくのですが、丸一日かけて話し合うこともあります。
Y.W.
1年のうち評価にかける時間はかなり多いですね。評価でその人のアクセンチュアにおけるすべてが決まっていきますから。
D.S.
本当に人生が変わりますからね。評価は真面目にやらなければいけない。
永田
最近のコンサル業界は以前ほどアップ・オア・アウトではなくなっているとの話も耳にしますが、実際はいかがですか。
D.S.
従来、コンサルティングの世界では「プロジェクトはゼロベースで考える」とよく言われましたが、そのため例えば3か月のプロジェクトでたどり着く答えは、その業界の人なら誰でも知っているような内容にしかならなかったりします。ところが今のクライアントが求めているのは「サプライチェーンを10年やってきて、この分野なら何でも語れます」といった専門家が3か月考え抜いた先にあるものであるように思えます。ゆえに、専門性の蓄積が必要なわけです。それに応じてコンサルティング業界も変化してきているわけですが、アクセンチュアはこの点でも先を読んで上手く対応していると感じます。

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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