30歳を超えた私を襲った焦燥感。居心地の良い環境をなげうち、「日本」を堂々と語れる場で、社会を変える仕事に挑む。 30歳を超えた私を襲った焦燥感。居心地の良い環境をなげうち、「日本」を堂々と語れる場で、社会を変える仕事に挑む。

Vol.20

30歳を超えた私を襲った焦燥感。居心地の良い環境をなげうち、「日本」を堂々と語れる場で、社会を変える仕事に挑む。

A.T. カーニー株式会社

プリンシパル筒井 慎介氏

「仮説思考」と「伝える力」が、非常に鍛えられた。
入江
転職先としてA.T. カーニーを選ばれたのは、どのようなお考えからですか。
筒井
いくつかコンサルティングファームを検討し実際に面接も受けたのですが、A.T. カーニーの方とお話しさせていただいた時、インテリジェンスだけではなく「熱意」のようなものを強く感じました。泥臭さというか、本当に実行することに拘り地に足をつけて仕事をしている様子がうかがいしれて、ここなら面白い仕事ができるのではないかと。以前お目にかかったコンサルタントのなかには、極端なエリート意識を漂わせている方もいらっしゃって、個人的にそうした人と一緒に仕事をしたくはなかった。コンサルタントだからといって別に偉いわけじゃない。多々ある専門職のひとつだと考えていましたので、私とは価値観があわないだろうと。
入江
実際に入社されてみて、A.T. カーニーの印象はいかがですか。
筒井
まさに私が感じた通り、熱い人間が揃ったファームだと思いますね。お客様からいただリクエストに対しても、これに応えることが正しいのかと本質的なところから議論を戦わせ、もしお客様の利益にならないと判断すれば、「やるべきではない」とはっきり否定する。それが必要だと判断すれば、お客様と対立することも厭わない(笑)。第三者的に関わるのではなく、お客様のもとに意思を持って入り込む。そうした風土はとても気に入っています。
入江
ご自身は事業会社からコンサルティングファームに移られてきたわけですが、マインドセットやスキルの面で、どのようなギャップをお感じになられましたか。
筒井
越えなければならないハードルがいくつかありました。マインドの面でいえば、「上司と本気で意見を戦わせることができるか」ということ。私はそれまで大企業に9年在籍していましたので、どうしても組織のルールで上役の指示に従って行動する習性が染みついていた。一方で、A.T. カーニーは、役職で遠慮する必要はない、遠慮するぐらいなら会議に出る必要はない、という考え方。意見を言わないことが悪であるというカルチャーなので、それに自分をフィットさせることに少し戸惑いました。

スキルについていえば、2つあります。ひとつは、コンサルタントに求められる「仮説思考」。当初、私は「仮説」という言葉を使うのに抵抗がありました。内心「思いつきと何が違うの?」と訝っていて、「仮説」と言えば何でも許されると思うなよ、と(笑)。でも、実際にこの仮説思考に触れると、私が考えていたレベルとはまったく次元が違うものだった。豊富な知識をベースに、「これは正しいに違いない」と判断したことを積み上げて、論理的に結論を推察していく。ただの思いつきではなく、きわめて高度な思考が求められるのだと気づき、いまは私もこの仮説思考を身につけて案件に臨んでいます。

そしてもうひとつは「伝える力」。自分が手がけたことはすべて報告したいと思いがちですが、ここではそれをやるとまず咎められる。聞く側にとって、全部伝えることが本当に必要なのか?と。「要は何なのか」という本質にフォーカスし、メッセージをできるだけ研ぎ澄まして、いかに早く、わかりやすく伝えられるかが求められる。私たちが接するのは企業の経営層であり、みなさん時間のない方ばかり。過去には、クライアントから「社長が本社から駅まで社長車で移動する10分間で説明してくれ」とオーダーされたこともあります。ですから、伝えることに関して非常に意識するようになりました。この「伝える力」が身につくと、短時間で中身の濃いコミュニケーションができますし、相手の方からも「またこいつと話がしたい」と思っていただける。このスキルはたいへん価値があると思いますね。
筒井
越えなければならないハードルがいくつかありました。マインドの面でいえば、「上司と本気で意見を戦わせることができるか」ということ。私はそれまで大企業に9年在籍していましたので、どうしても組織のルールで上役の指示に従って行動する習性が染みついていた。一方で、A.T. カーニーは、役職で遠慮する必要はない、遠慮するぐらいなら会議に出る必要はない、という考え方。意見を言わないことが悪であるというカルチャーなので、それに自分をフィットさせることに少し戸惑いました。

スキルについていえば、2つあります。ひとつは、コンサルタントに求められる「仮説思考」。当初、私は「仮説」という言葉を使うのに抵抗がありました。内心「思いつきと何が違うの?」と訝っていて、「仮説」と言えば何でも許されると思うなよ、と(笑)。でも、実際にこの仮説思考に触れると、私が考えていたレベルとはまったく次元が違うものだった。豊富な知識をベースに、「これは正しいに違いない」と判断したことを積み上げて、論理的に結論を推察していく。ただの思いつきではなく、きわめて高度な思考が求められるのだと気づき、いまは私もこの仮説思考を身につけて案件に臨んでいます。

そしてもうひとつは「伝える力」。自分が手がけたことはすべて報告したいと思いがちですが、ここではそれをやるとまず咎められる。聞く側にとって、全部伝えることが本当に必要なのか?と。「要は何なのか」という本質にフォーカスし、メッセージをできるだけ研ぎ澄まして、いかに早く、わかりやすく伝えられるかが求められる。私たちが接するのは企業の経営層であり、みなさん時間のない方ばかり。過去には、クライアントから「社長が本社から駅まで社長車で移動する10分間で説明してくれ」とオーダーされたこともあります。ですから、伝えることに関して非常に意識するようになりました。この「伝える力」が身につくと、短時間で中身の濃いコミュニケーションができますし、相手の方からも「またこいつと話がしたい」と思っていただける。このスキルはたいへん価値があると思いますね。

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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