企業の変曲点に関わることが、自らを成長させる。 企業の変曲点に関わることが、自らを成長させる。

Vol.14

企業の変曲点に関わることが、自らを成長させる。

株式会社ローランド・ベルガー

大宮 隆之氏

事業会社では経験できない、負荷とスピード。
入江
事業会社からコンサルティングファームに移られて、率直なところ、どのような印象をお持ちですか。
大宮
想像以上にきつい仕事でした。自分にとって未知の企業に赴き、そこで10年20年とキャリアを重ねた社員の方々と対等に渡り合うだけではなく、そのような方が感嘆するレベルの付加価値を出していかなければならない。絶えず「考え抜く」ことが求められ、とにかくハード。しかし一方で、このような仕事は我々にしかできないとも感じました。事業会社でプロジェクトに関わる場合、通常業務もあり、ひとつの案件に対して真に「考え抜く」ことは正直難しい。しかし戦略コンサルタントは、その1つのプロジェクトに対して全力でコミットする。事業会社での経験と比較すると、考える時間や深さ、スピード感がまったく違う。そこに戦略コンサルティングファームの、そして自らの存在意義があり、どんな企業のどんな案件であろうと価値を出せるチャンスはあるという自信も生まれてきました。いくつもプロジェクトを経験すると、ある業界で得たノウハウを他の業界に適用することで新たな方向性を見出すなど、自分の引き出しがどんどん増えていき、自らの成長を実感できました。
入江
確かに、コンサルティングファームに身を置くと「成長できる」とよく言われます。それはなぜだと、大宮さんはお考えですか。
大宮
やはり大きなプレッシャーのもとで仕事をするからだと思います。物事を進めるスピードも、事業会社とは桁違いです。通常、半年から1年かけて進めていくような事業計画の策定などを、1カ月ほどで行わなければならない。しかも、次から次へ、いろいろな業界の中に飛び込み、自分の力で付加価値を創っていかなければならない。そんなタフな仕事を繰り返すことで、ビジネスへの感度・対応力が幾何級数的に鍛えられているように思います。
入江
すでにローランド・ベルガーに入社されて2年ほど経ちますが、この間、どのような案件に携わってこられたのでしょう。
大宮
だいたい半年に3~4件のペースでプロジェクトを遂行しています。クライアントは、自動車メーカーや大手家電メーカー、商社などさまざま。内容についても、中長期の事業戦略策定から、研究開発部門の組織改革、さらには新興国の参入戦略まで……最近は海外進出を支援する案件が増えており、現地調査に赴くことも多くあります。先日は、いま注目を集めているミャンマーにも出張しました。
入江
大宮さんは、戦略立案だけではなくインプリメンテーションにまでこだわっていらっしゃるとのお話でしたが、実際はいかがですか。
大宮
その点は、私がイメージしていた通りでした。現在、私はある大手金融機関に常駐し、役員の意思決定やさまざまなマネジメントを直接ご支援させていただいてますが、こうして現場で事業に関わっていくことは大変だけれども、やはり面白い。一緒に仕事をするうちに、クライアントの考え方が変わる瞬間があるのです。私どもの考えを受け入れていただき、経営戦略の中にきちんと落とし込まれるのを目の当たりした時は、とてもうれしいですね。

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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