コンサルタント出身者にとって、日産自動車ほど力の発揮しがいのあるグローバル企業はないと思う。 コンサルタント出身者にとって、日産自動車ほど力の発揮しがいのあるグローバル企業はないと思う。

Vol.37

コンサルタント出身者にとって、日産自動車ほど力の発揮しがいのあるグローバル企業はないと思う。

日産自動車株式会社

経営戦略本部 経営戦略室 主担首藤繭子氏

組織開発部羽二生紘樹氏

これから大きく変革していく自動車業界を、自らの手でリードしていきたい。
永田
コンサルティングファームから転身されて、今日産自動車の魅力をどのようにお感じになられていますか。
首藤
やはり日産は大変オープンな会社ですね。実にさまざまな経歴を持つ人材が集い、国籍も多種多様。以前、私が立ち上げに関わった香港の拠点、従業員数100名ほどなのに20を超える国籍の社員が在籍していて、まさに国際機関並みでした(笑)。日本に本社を置く企業では珍しいと思いますし、こうした環境のなかでお互いを尊重しながら仕事を進めていくのはとても刺激的ですね。
羽二生
日本の本社内にも外国人の社員が多く、最初はとても驚きました。社内のドキュメントやメールは英語で書いたほうがスムーズに事が運びますしね。でも一方で、多様な人材が集っているので、それぞれのバックグラウンド、意見を取り入れながら最適な課題解決を図っていかなければならず、アウトプットを出すのに時間がかかることもある。コンサルタントはクライアントの役員を説得できればOKですが、ここでは社内のさまざまな関係者のコンセンサスを得ながらプロジェクトを進めていかなければならず、ミーティング、調整工数の多さに当初はとまどいもありました。
首藤
それは私も感じましたね。多様な意見を取り入れたほうがもちろんアウトプットの質が高くなるのですが、社内で合意を形成して落としどころを見出すのは、私がこれまであまり経験してこなかったプロセス。正論が必ずしも通用しないこともよくありますし、人を動かすことの難しさをこちらに入社してからあらためて感じ、とても勉強になっています。
羽二生
でも、そうしたプロセスを経ることで、結果として本当に実行性の高いアウトプットができると思います。実際にインプリメンテーションする段になると、まさにそれを実感します。あと、前職で関われたのはクライアントの役員が管掌している領域に限られていましたが、ここでのスコープは経営全域に及び、経営陣すべてを相手にしながら将来を見据えた戦略を立てることになる。今、自分が置かれている境遇をコンサルタントの友人に話すと、みんな興味を示しますね。
首藤
そう。コンサルティングファームとの大きな違いは、自分のアウトプットがきちんと実行され、組織や事業が発展していくのを目の当たりにできること。コンサルタント時代は、懸命に戦略を考えてプレゼンしても、果たしてそれが本当にクライアントに貢献しているのか見えないことも多く、そこに不満を覚えていました。ここでは、自分がオーナーシップを持ってプロジェクトを動かし、成果を実感できる。中途入社者でも成果を上げればきちんと登用してもらえるので、常に高いモチベーションで仕事に臨めています。
永田
お二方は、日産自動車で今後どんなキャリアビジョンを描いていらっしゃいますか。
首藤
自動車業界は今後10年で大きく変革していきます。IT化されたクルマの周辺に新しいビジネスが続々と生まれていく。先日、日産が初めて出展したラスベガスのCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)に私も赴いたのですが、そこはすでに自動車ショーの様相を呈していました。日産は日本の大企業にしてはきわめて経営が柔軟であり、プロジェクトベースでもいろんな会社と連携しながら、その変化に対応しようとしています。日産がグローバルで築き上げている「クルマ」という巨大なプラットフォームを使って、ぜひ自動車業界に大きなインパクトを与えるようなビジネスをこの手で創り上げてみたいですね。
羽二生
やはり自動車は日本の基幹産業であり、個人的にも思い入れがあります。日産でのビジネスを通してその発展に貢献し、日本全体を活性化する力になれれば、私にとってこれほど有意義なキャリアはありません。

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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