米国へのMBA留学が転機に。 「クロスボーダーでテクノロジーを使って 新しいものを生み出す」ために、エムスリーへ。 米国へのMBA留学が転機に。 「クロスボーダーでテクノロジーを使って 新しいものを生み出す」ために、エムスリーへ。

vol.35

米国へのMBA留学が転機に。 「クロスボーダーでテクノロジーを使って 新しいものを生み出す」ために、エムスリーへ。

エムスリー株式会社

事業開発グループ 海外事業開発担当マネジャー 兼 Director, Health Impetus Private Limited.金色 一賢氏

自ら手を動かして問題を解決し、高い目線を持って目標に挑むのが楽しい。
入江
エムスリーに入社されて、良くも悪くもギャップをお感じになられたことはありましたか。
金色
良い意味でのギャップはたくさんありました。まず、一緒に働いている仲間がみな協力的で、とても心地いい。先ほど、インドでジョイントベンチャーを立ち上げたとお話ししましたが、それにあたってインド側の経営陣を日本に招き、当社のノウハウを伝授するトレーニングを企画したんですね。そのためには社員に講師を務めてもらわなければならなかったのですが、突然の依頼にも関わらず、『インドでビジネスをやるの?面白そうだね』と20名ほどのメンバーが協力してくれて、それぞれ忙しいなか、自分が持っている知識を惜しみなく披露してくれました。これほど周囲をサポートすることを厭わない文化があるのは珍しいと思いますね。あと、学ばなければならないことが多いのも刺激的です。エムスリーが手がける“医療×IT”というビジネスは、前例や手本となる会社がない。しかも、医療もITも奥が深い世界なので、必要とされる知識が10だとすると、入社時にはほとんどのメンバーが2か3しか持っていないような状況。常に未知のことを勉強しなければならず、その過程で新しいものを創り出せるのは楽しいですし、それはエムスリーのような成長企業ならではの醍醐味ですね。
入江
逆に、想定していたより大変だと感じたことはありましたか。
金色
2つほどありますね。ひとつは、当社はまだまだベンチャーなので、エスタブリッシュな企業では当たり前だと思われているリソースは用意されていません。たとえば、外資系の大手コンサルティングファームなら、それぞれコンサルタントにアシスタントがつき、資料を作成してくれるスタッフもいる。プロジェクト期間中は、クライアントの課題解決だけに専念できる環境を整えてくれます。しかし、当社ではすべて自分でやらなければならない。これは思った以上に大変ではあるのですが、一方何でも自分でやる分、自分で工夫したり改善したりできる自由度は高いです。このため、自分で手を動かして実験・検証して答えを導き、それを自らお客様や社内関係者にぶつけて反応を得るのが面白いと思える方は、当社に向いていると思います。あともうひとつは、いざ中に入って働いてみると掲げられる目標や目線がとても高いということ。こういった業界の高成長企業で、仮に私がコンサルタントとして雇われたのであればこう提案しただろうな、という丁度そのくらいのラインに目標が設定されているのですが、いざ自分でやる側に立つと、当時のクライアントの様々な苦労がわかりました(笑)。また、当社には社員一人一人をプロフェッショナルとして尊重するカルチャーがありまして、コンサルタント出身の私には居心地が良いのですが、一方様々な業界・業種出身の高い目線を持っている社員が周りに一杯いますので、自然と自分自身の目線を高める必要が出てきますし、忙しい中で視野も広くしていく必要が出てきます。目標も目線も、今の自分の枠の中だけでは達成できないちょっと上のところにあるのですが、それを半年後、1年後に達成するための手段を自ら探り出し、社内の同僚や社外の顧客や取引先、将来的な提携先候補等、様々な人と議論をしながら攻略することを楽しむ姿勢が大切だと思います。
入江
では最後に、新しいキャリアを考えているコンサルタントのみなさんにメッセージをお願いします。
金色
コンサルタントは日々の業務に忙殺されがちですが、1日30分でもコンサルティングから離れた世界に触れる時間を設けたほうがいいと思います。人に会うでも本を読むでもなんでも良いのですが、やはり目の前の業務に関係ない外の世界を知って自分なりに考えることを、毎日少しでも積み重ねることで、いろんな機会に出会える可能性が拡がると思います。あとは“ユニーク”になれるかどうかですね。コンサルタントは時流に敏感で、たとえばPEファンドが流行れば挙ってそちらの業界に人材が流れたりするのですが、ライバルが多い中で自分の価値を際立たせるのはなかなか難しい。私の場合、リーマンショックの最中に敢えて投資銀行に移るなど、逆張りの行動を取ったことが、結果として奏功しました。他の人にはない独自性を追い求めていくべきで、その点、エムスリーにはまだ誰も手をつけていない領域が広がっていて、ユニークなキャリアが得られる機会がいくらでもあると思いますね。

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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