コンサルタント転職のこぼれ話
自分にとって居心地の良い社員のレベル感とは?

2017年 7月 20日Author:入江 祥之

自分にとって居心地の良い社員のレベル感とは?

先日お会いしたマッキンゼー出身の方のお話がとても興味深かったので、今回はその話をさせていただきます。
その方はマッキンゼーとその次の会社で評価が全く逆だったようです。
 
マッキンゼーでは、Aさんは人は良いけど、頭が良くないね、という評価。
次の会社では、Aさんは頭は良いけど、性格が良くないね、という評価。
 
同じ人なのに所属する会社でこんなにも評価が変わるものかと非常に興味深く聞かせていただきました。
 
学生時代を振り返ると似たようなケースを思い出す。中学では学年トップクラスの成績だった人が進学校にギリギリの点数で入ったら、一気に学年ビリの成績に落ちてしまったというケース。
自分がどの位置にいるのかは相対評価になるので、こういうことは部活動でも起こり得るし、色々なケースで当てはまる。
 
Aさんのケースに戻ると、地頭の評価だけでなく、人柄の評価まで変わってしまうことが興味深い。所属する会社によって周囲の人からは全然違う人に見られてしまうということがあるという事実。
 
キャリア相談では、自分は今後は○○をやりたいから、○○の会社に行きたいという話になりがちですが、社員のレベル感の話になることはあまり多くありません。社風やカルチャーの話になった時に少し触れられる程度です。
ただ、長い時間を共にする会社において、社員のレベル感は非常に大事だと思います。
 
コンサルタントの方々は向上心や成長志向が高いので、若いうちはとにかく修行の場だと考えてレベルの高い会社に身を置いておきたいと考える人が多いです。
また、コンサルティングファームは一般的に社員のレベルが高く、ハードワークなので、事業会社に移ってみると、社員のレベルの低さやあまりに仕事をしない人達が多過ぎると愕然として、ここに長く居たら成長が止まってしまうなどの理由で、早期に転職を検討される方もいます。
 
別の観点では、コンサルタントが事業会社に移る場合、既にコンサル出身者がたくさん活躍されていて、社内では共通言語で話すことができ、コンサル出身者が馴染みやすい会社を好まれる方もいれば、一方で、コンサル出身者が多いと活躍の機会が減ったり、希少性が薄れるので、One of themにはなりたくないという人もいます。
 
30代、40代、50代と少し中長期でキャリアを見据えた際に、どのような環境に身を置くことが居心地が良く、やりがいや自分の存在価値を感じられるのか。
 
年齢に応じて求めるものも徐々に変わってきます。キャリアを考える際には上記のような視点も含めて検討されると良いかと思います。
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