コンサルタント転職のこぼれ話
次が決まる前に退職を告げるのはアリなのか?

2017年 5月 19日Author:入江 祥之

次が決まる前に退職を告げるのはアリなのか?

コンサルタントの転職相談の中で、「仕事が忙しすぎて面接の時間を作れないが、他の人はどうしているのでしょうか?」という質問を受けることがあります。
そして、「働きながら面接の時間を作ることはできないので、先に上司に辞めることを告げようと思いますが、どう思いますか?」という質問をいただくこともある。
 
私はこれまで、これらの質問に対して、先に退職を告げるのは大きなリスクがあるので、転職活動は大変になるかもしれないが、次が決まるまでは退職を告げるのは控えた方が良いとアドバイスしてきました。
 

理由は以下の通り。
 
・もし離職期間が長引いてしまった場合、転職できない人だと見られてしまうリスクがある
・そして、なかなか決まらないと焦ってしまい、最終的に妥協して決める可能性がある
 
ただ、最近、私がサポートさせていただいた方の中で、先に退職を告げてから転職活動を始めて、見事に良い結果に結びつけている方が立て続けに複数名いました。私が早まらない方が良いと助言したのにもかかわらず。。

 
先に退職を告げるメリットは、以下の通り。
 
・時間の制約がないので、興味のある会社を幅広く受けることができる
・時間があるので、企業研究、業界研究も十分できる
・その結果、オファーを獲得できる確率も上がり、納得のいく形で転職先を決められる
 
上記を踏まえて、最近思うことは、
やはりリスクが高いことは変わらないので、基本的には次が決まるまでは退職を告げるのは控えた方が良い。
ただ、以下のような条件が揃った場合は、リスクがあることを十分認識した上で先に退職を告げても良いのかもしれない。
 
・今のような超売り手市場であること
・常駐プロジェクトが長期間続き、本当に面接の時間を作ることが難しい状態であること
・絶対に転職すると決めている
・志望度の高い会社が複数あり、受かる確率が高い
  ※ここは信頼できるエージェントに相談した上で判断が必要
 
転職活動は縁とタイミングが重要です。
ズルズルと先延ばしにすると、年齢を重ねたり、転職市場が変わるというリスクもあります。
長年この仕事をしていて、リーマンショックのような大不況のような時期も知っておりますが、現在の有効求人倍率はバブル期並みであり、今ほど恵まれた転職市場は未だ経験したことがありません。転職活動するには絶好のチャンスとも言えます。
 
先に言うリスクもあれば、先延ばしにするリスクもあります。
 
個々のご事情、ご状況を踏まえてアドバイスさせていただきたいと思いますので、転職活動の進め方やタイミングでお悩みの方はお気軽にご連絡いただければと思います。
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