コンサルタント転職のこぼれ話
コンサルタントの価値とは何か?

2016年 12月 20日Author:永田 憲章

コンサルタントの価値とは何か?

私がコンサルティングファームに在籍していた頃、
上司から何度も問われた言葉があります。
 
「あなたのバリューは何か?」
 
ブログをご覧の皆様の中には、同様の問いを投げかけられたことのある方も
いらっしゃると思います。
 
 
昨今ではコンサルタントが高級文房具化しているという話もあり、
実際、先日お会いしたコンサルタントの方はこの言葉を引き合いに出され、
このままコンサルティングを続けていって良いのか?という危機感を持たれていました。
 
 
コンサルタントの価値はコンサルティング業界の永遠のテーマですが、
先日、フィールドマネージメント  代表取締役社長 並木氏と
日本交通株式会社 代表取締役会長 川鍋氏が弊社へお越しくださり、
コンサルタントの方向けに講演くださった内容が強く印象に残っています。
 
マッキンゼー最年少パートナーを経て自らファームを立ち上げ、
企業ではなく人を対象とするコンサルティングを追求する並木氏。
マッキンゼーのコンサルタントとして経営者と向き合い、
現在は経営者としてコンサルタントと接している川鍋氏。
お二人の話には、コンサルタントの価値に関するエッセンスが詰まっていました。
 
私は講演を通じて以下のようなコンサルタントに価値があると考えるに至りました。
 
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【カウンターパートになる方が気軽に相談できる】
 
経営者は孤独であると言われますが、部門責任者や事業責任者などのリーダーも
孤独感を感じることがあると思います。
 
そんな経営者やリーダーに寄り添い、いつでも相談される存在でいられれば、
カウンターパートになる方の深い悩みまで理解することができ、
課題解決策の推進時にも背中を押すことができるでしょう。
結果的に、質の高いコンサルティングにつながっていきます。
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【課題をタイムリーに把握し続ける】
 
「2週間前に課題の調査をお願いしたが、既にその課題は大きな要素ではなくなった。
 1ヶ月後に調査結果の報告があがってきたものの、全く興味がない」
 
自身が担当するコンサルティング案件だとするとゾッとするような状況ですが、
ビジネスがめまぐるしく変化し続けている今、経営者・リーダーの考えも
刻一刻と変わっており、容易に起こり得ることだと思います。
 
コンサルティング契約の関係上、急な方針変更は難しいかもしれませんが、
お客様に価値を感じていただかなければ元も子もありません。
 
カウンターパートの方が、今、何を課題に感じているか?という
意識を持ち続けることで、お客様の喜びに近づけると感じます。
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【実体験に基づくアドバイスができる】
 
ビジネスのデジタル化に伴い、モバイルアプリケーションを絡めた
新規事業企画も多いと思いますが、自身が経営者だとすると
起業経験があり、モバイルアプリケーションのリリース経験を持つコンサルタント
に相談できれば心強いでしょう。
 
事業会社を経てコンサルタントになった方は、現場での実行までイメージした
現実的なコンサルティングができるといわれることがありますが、
 実体験を持っているかどうかが今後ますます問われる時代になるように思います。
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現役コンサルタントの皆様がコンサルティングの価値を考える際の参考になれば
嬉しいですし、是非、ご自身なりの価値を追求いただきたいと思います。
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